数学の歴史('19)
三浦伸夫
第4回 アラビア数学の成立と展開
ゼロの概念
記号としてのゼロ
位取り記数法での空位
古代バビロニア数学など
数としてのゼロ
演算対象
計算方法はインターフェースデザインに似ている
モデルと操作
アラビア数学独自の展開
代数学
数学方法論
問題の分類と、問題そのものについての議論
組合せ論
数値計算
高次方程式の近似解、円周率、sinの値、立法根など
アブル・ワファー・ブーズジャーニー
『芸術家に幾何学的作図で必要なこと』
A book on those geometric constructions which are necessary for a craftsman
アラビア数学を進展させた内的要因
計算
遺産分割計算
球面三角法
礼拝の時間と方向
建築
ムカルナース、ドーム
アラビア数学を支えた外的要因
パトロン
共通言語アラビア語
今日の英語を凌ぐ役割
学者間のネットワーク
情報伝達
交通網
紙の普及
政治的・宗教的混乱によってこれらが失われ、アラビア数学が忘れられてしまった
今も眠っているテキストがある
第9回 ルネサンスの数学
第11回 デカルトの時代の数学
17世紀はアマチュア数学者が成果を出した
フェルマ、デカルト
第12回 ニュートン
『プリンキピア』
運動法則や万有引力に数式は用いられていない