学際
複数の分野にまたがる研究領域
ロラン・バルトは複数の領域を集めることではなく、どの領域にも属さない対象を作ることこそが重要であると主張した
一人一分野、一世代としてやり切る覚悟
文理融合
どこで線引きするかという問題はあるが、マクロな視点では文系と理系には違いがあるように思う 産学官連携
うまくいった例を知りたい
専門から外に出ない硬直感も息苦しいが、薄い学際感にも耐えられない
学際と銘打った謎の領域が、そのまま長続きしている
それなりに歴史を積み重ねているともいえるし、着地点を見出せないまま時間だけが過ぎているともいえる
本来研究とは学際的なもの
なんか新しそうなもの
資金獲得目的
結局みんな制度内に戻って保守化する
一方に厳密勢、一方に入門勢がいてやりにくい
その中間でやるべき
哲学は要約すると普通のことしか言ってなかったりするから文脈を教えないといけないのだが、そうすると厳密勢が怒る
集団として学際的が大事と教えられてきた世代で、専門的な厳しさを教えられないままやってきたが、今は専門的な厳しさしかない
古い研究スタイルの方が良しとされて、そこから10年くらい経ってるので若い人もそうなっている
個人としては出てくるだろうが、マスとして学際的研究が今の大学から出てくることには悲観的
SFCのアンチが多いのは実業中心で学会でコミュニティを作らなかったからではないか
IAMASもあんまり学術的なコミュニティは作っていない気がする
制作や論文に関してはかなり新規性や学術的な文脈への接続の根拠を問われた
自分が改めて博士論文を書きたいと思って研究できそうなところを探したけど、なさそうと思ったのはこういうことなのかも 当時元気だった研究者は退官
引き継いだ研究者の不在
自分もまた学際という制度内に戻りかねない
その辺を考えて小林先生はいくつかコミュニティに入ってその中で評価される仕事をし、最後にそれらをブリッジする領域を作ろうと言っているのだろう