人工知能が仕事を奪うか?
from 仕事
人工知能が仕事を奪うか?
人工知能の定義、仕事の範囲を明確にしないと何とも言えない
画像解析などは既に人工知能技術がインフラとして提供されているように思う
翻訳の精度向上なども
機械学習がアルゴリズムの精度を高めているのであって、汎用人工知能という訳ではない
対話型のインターフェースやロボットに組み込まれているものだけがAIではない
ある日突然置き換わるというよりは、何となくその分野の案件が減っていって、気づいたらなくなってるみたいな感じではないだろうか
あるポジションの新規の募集が減り、既にその職に就いている人や他の人の手で賄う
エントリーレベルの業務
自分もこういうことができるアシスタントがいたらなぁと思う感じでAIを使っているので、その分の雇用はなくなっていると考えられるかも知れない
そもそも雇うには費用がかかるので踏み切れず、存在ないポジションではあるが
勘の良い人は徐々に軸足をずらしてる
AIに代替されない領域を探す
あったとしてそれがやりたいことなのか
逆にAIを思い切り使いこなす
本人の技術力とAIの掛け算が求められる分野
作業の内容が変わり、単価が下がる
大まかに人工知能を使い、仕上げを人間が行う
Googleで調べた、Wikipediaで調べたみたいなことを(ソースを示す以外で)わざわざ言わなくなるように、ChatGPTに聞くのも自分の範囲になる
Grammarlyがキーボードに組み込まれたり、CopilotがVSCodeに組み込まれるように、意識せずとも使っている状態になる
もともとそこまでの質を求めていなかった場合や、これでよいとするラインが変わる
この流れは止めようがない
自分がよいと思うラインの妥当性を示すことは難しい
デザイナーに発注する人が要件を決めていたとする
AIを使って自分で解決できるようになるとする
この仕事がデザインと呼ばれるようになるのではないか?
クオリティを担保できる
手順や方向性を示せる
下流工程がなくなっているだけで、デザイン自体がなくなった訳ではない
必ずしも同じドメインのものが競合になるとは限らない
ChatGPTに月$200払うとしたら、何を削るか
英会話
書籍購入
ゲーム
プログラム言語がアセンブラから高級言語に分かれているように、あらゆる分野がレイヤー化するのではないか
自力でできるに越したことはないけど、できなくてもそれほど困らない
プログラミングが簡単になった結果、プログラマの人数は増えた
自分も昔の定義ではプログラマともデザイナーとも呼べない
全然違うもので置き換わる可能性
馬車から自動車になるみたいな
ある仕事をするとそれに付随して別の仕事が発生する
それに対してまた費用を請求する
そういうことはAIはやらない、できない
人は何を求めていたのか
役者が生成されたキャラクターになったとして、それで役者は不要になるか
身体を通して訓練や人生を感じているか
そういう考え方自体がなくなるのかも
共通点、共有すること
同じ言葉を話す
イラスト、デザイン、コーディングを自分とAIで納得いくものが作れたとして、それが本当に良いものになるのか
実は他人と擦り合わせて何かを作ることが本質だったのではないか
一般意志?
東のいう一般意志は擦り合わせなしで個々人が好きなように振る舞って生成されるもの
多様な意見を均すと瓶の中のジェリービーンズの数が当てられるみたいな
AIはどれくらい「他人」なのか
現場仕事
撮影など
雰囲気作り
実行する、責任を負うのは人間
託せるか
決断の負荷が高い
数や速度が増えたらどうなるか
人工知能を使って人から仕事を奪おうとするのは人間
人工知能以外にもライバルはいる
ハイパフォーマーがそれ以外の人の仕事を奪う
今まで他人に依頼していたものをAIで代替する
仕事の総量は変わっておらず、範囲が変わる
コンピュータの進歩で常に起きていること
新たな問題が生み出される
ChatGPTなどにかなり筋の良い答えを教えてもらえるようにはなったが、結局それを理解しないといけない
高度な詐欺