書籍・論文の出典表記
from 出典表記(引用・参照)の方法
関連:書籍・論文以外の出典表記
2023-12-18 - 掲載(ただし改訂予定)
文中では主に簡易注(文中引用)を用います。
簡易注とは、本文中に挿入された(林, 2019)のようなもので、括弧内に著者の姓と刊行年を記すことが一般的。
言い換えると書籍・論文以外の出典表記とは異なり、脚注・文末注で書誌情報を逐一提示しないことが多い。
ただし、古い文献では逐一提示する方法が採られている場合もある。
また、分野によっては現在でも使われている場合がある。
要するに、読者は 文中引用 → 文献リスト と辿って正式な書誌情報を確認することになります。
ある分野のことがわかってくると、この合理性が段々とわかってくると思います。
が、これは紙媒体を前提とした、著者にも読者にも負担を掛けるレガシーなやり方であることも確か。
なので、電子メディアでは様々な改善策が提案されています(e.g., Enhanced PDF)。
ルールの具体例
経営学分野における学術論文誌の執筆要項
『組織科学』https://www.aaos.or.jp/journals/1255#soshikikagaku
『赤門マネジメント・レビュー』http://www.gbrc.jp/journal/kitei-template/index.html
大阪公立大学経営学会『経営研究』の執筆要項
https://www.omu.ac.jp/bus/research/sbr/file/keieikenkyu_shippitsu.pdf