続けられる人は、小さな喜びを感じられる人
研究生活は試行錯誤の、言い換えれば、失敗の連続です。費やした時間に比例して成果が上がるようなものではありません。
こうした仕事の性質上、時間を費やしたがすぐに成果が得られないことを「浪費」と考えては、試行錯誤が億劫になり、ますます成果から遠ざかるだけでなく、精神も病みます。
まず、自分を痛めつけることを自分に厳しいと捉えているのってちょっとおかしいんだよな
メンタルヘルスの不徹底ともいえる
つまり、幸せに生きようとか成果を出そうとかいう目的に対して反する行動である
学びを続けられる人は、小さな喜びを感じられる人
吉森:それは面白いですね。やっぱり文系でも理系でも、学びの本質は一緒ですね。研究者には、日々研究している上で、小さな喜びを感じられる資質が欠かせないと私は思います。村上春樹がいうところの「小確幸」、すなわち「小さいけれど、確かな幸せ」ですね。 研究を続けていく上で重要なのは小確幸なんです。毎年のように大発見ができたらそれは素晴らしいし面白いと思いますが、そんなにうまくいかない。例えば、医学部には親族をがんで亡くしたからがんを治したいという志を持って入学する学生が少なくないのですが、それだとゴールが高すぎて、モチベーションが続きません。例えば、「不器用だから、実験方法を工夫して不器用でも結果を出せるようにする」くらいの小さいことに喜べる方が長続きします。 自分をほめよう
「どうせ自分なんて」と言うのがクセになると、できることもできなくなります。
わかるーstar_field.icon