記憶
記憶の機能
記銘(memorization)・・・感覚器官より入力された情報を覚える機能
保持(retention)・・・記銘によって覚えたことを忘れずに維持し続ける機能
想起(remembering)・・・保持した情報を思い出す機能
忘却
記憶の種類
感覚記憶:記憶が感覚器官から送られてきた情報を瞬時(0-2秒)に保持した記憶
短期記憶:一時的に数個程度の情報を保持する短期記憶
マジカルナンバー
ワーキングメモリに左右される
短期記憶は、長期記憶に移行できる
何度も唱えることを心理学ではリハーサルと呼ぶ。
短期記憶を保持するリハーサルを維持リハーサル
長期記憶に転送するリハーサルを精緻化リハーサルと呼ぶ
長期記憶:長期的に大量の情報を保存することが出来る長期記憶
陳述記憶(宣言的記憶)
意味記憶:言葉の意味の記憶
エピソード記憶:個人的に体験したことや出来事の記憶
非陳述記憶
手続き記憶:意識しなくてもできる体で覚えるタイプの記憶
自転車や車の運転、泳ぎ方など
アトキンソンとシフリン(Atkinson and Shiffrin)によって1968年に提唱された多重貯蔵モデルの構造。
当初は、短期記憶と長期記憶による二重貯蔵モデルだったが、のちに感覚記憶のメカニズムが短期記憶から分離する「多重貯蔵モデル」と言われるようになった。
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