コーピング
コーピング(coping)とは、アメリカの心理学者ラザルスによって提唱された英語のcope(対応する、対処する)から派生した言葉で、ストレスに対処するために意識的にとる行動のこと。無意識に取る行動のことを「適応機制(防衛機制)」という。 一般的にストレスコーピングでは、ストレスを感じた際に「ストレッサーによる刺激→認知→ストレス反応」という一連の流れを自分でしっかりと認識し、対処方法を考えるという作業を行う。 https://gyazo.com/535985df4f5c36aa2e2480570481612d
問題焦点型コーピング:ストレスの原因となっている問題を解決することで、ストレスを解消しようとする、「ストレッサーそのものに対応する」方法 タイムスイッチ
“短期⇔長期”“過去⇔未来”など「時間感」を広げたり、狭めたりすることで自分が持っていない視界で物事を捉える。
ズームスイッチ
“低⇔高”、“狭⇔広”など「空間感」を広げたり、狭めたりすることで自分が持っていない視界で物事を捉える。
チャンスフォーカス
気づいていない、もしくは気づいていても重要視していない「得られるもの」に目を向けさせることで、持っていない視界を提示します。
リスクフォーカス
気づいていない、もしくは気づいていても重要視していない「失うもの」に目を向けさせることで、相手が持っていない視界を提示します。
ゴールフォーカス
そもそもの「実現したいこと」に改めて目を向けさせることで、相手に足りていない視界を提示します。
情動焦点型コーピング:ストレスの原因となっている問題そのものに着目するのではなく、問題に対する自分の捉え方・認知、またそこから生じる感情(=ストレス反応)に着目することでストレスに対処する方法 https://gyazo.com/a0ad9e26ce1c81fc81e7a858e1f1fd7a
ストレス解消型コーピング:文字通り気晴らしをすることで、一般的なストレスへの対応
コーピングの例
https://gyazo.com/68f16c436d05b8a54d68bce2c0245769