訴えられない医者、訴えられる医者
p46.4
最初のグループは診察の時間配分を明確に示す傾向がある。たとえば、「まず診察します。次に悪いところがあればそれについてお話しします」あるいは「分からないことがあれば後で聞いてください」というふうに。
興味深いことに、医者が患者に伝える情報の量や質に違いがなかった。どちらかが薬や患者の病状についてより詳しく話すということはなかったのだ。違ったのはもっぱら患者への接し方である。
これ以上にない薄い輪切り
p47.4
威圧感のある声の外科医は訴えられやすく、声が威圧感でなく患者を気遣うような感じの外科医は訴えられにくかった。
出典