問題に対する影響力を探る
問題に対する影響力を探る
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その人が問題に対して、どのように抵抗できているのか、どのように逃れていることが出来るのかなど、いかに影響を与えられているのかを探索していきます。つまり、その人が自分なりに成し遂げてきた出来事、それに伴う能力、資質をみていくことになります。また、そのことがらに重要な人間関係も観ていきます。問題に乗っ取られそうになっている人から、それほど簡単にはこちら側の側面が出てくることはありません。これは、前半に比べて成し遂げるのが難しいため、ほんの些細なことに見えることから初めていきます。
このような糸口を、ホワイトとエプストンは「ユニークな結果」と呼び、ソルーション・フォーカスド・アプローチでは「例外」と呼びます。