ジレンマ
ギリシャ語で2つの前提
ある重要変数Aを達成するための行動は、別の重要変数Bを達成する行動と対立するとき、葛藤が生じる。この葛藤をジレンマという。
プレッシャーを与えると人はジレンマ状況に陥る。
ジレンマの反対は両利き?
https://gyazo.com/fc2114f0f7f67d52d37f3db0a26f70c3
亀が水没した丸太に登ろうとするが、亀自身の自重によって丸太は回転してしまう
ジレンマの解決の方向性
安定をもたらす
成長をもたらす
投資を抑える
マネジメントの意思決定が絞られる
対立が減る
システムの要素が同調する(部門連携)
会社の安定と従業員の安定が両立する
ジレンマを引き起こす要因
リソース
利益
時間
様々なジレンマ
品質と長期的売上
耐用年数を上げるとモデルチェンジ需要を損なうが、耐用年数を下げればカルテルになる
解法
顧客が1世代の中で買い換える体験をする程度の耐用年数と低価格化
洗濯機や冷蔵庫などの長期耐用製品、かつ人口の再生産が25年なら、8~12年程度を耐用年数として、かつ25年単位でLTVを設定する。
選択と集中/多角化
集中すれば投下資源は増し、製品の競争力は高まるが、勝ちつづける必要がある。他者に負ければ一気に売上が落ち込む。
安定/成長
価格を下げる/定価で売る(マージンを確保する)
たくさん購入する/少量購入する
新商品を増やす/新商品を絞る
新機能開発をする/既存機能をブラッシュアップする
現金を維持する/在庫を積む
業務費用を削減する/顧客サービスを維持する
キャパシティを増やす/投資を減らす
プロジェクトを変更する/維持する
今のプロジェクトに集中する/緊急のプロジェクトに切り替える
既存の能力の活用/新たな能力の活用
スペックのジレンマ
プリンター
速い/綺麗
人事のジレンマ
高給/人件費
高給にすると人件費率が高くなってしまう。高給と人件費率を解決するのは、活躍を見せたスタッフに報酬を与え、利益につながれば人件費率は下がる。
マーケティングのジレンマ
顧客の価値感に基づいて行動する/自社の価値感に基づいて行動する
顧客の価値感に基づいて行動する
顧客が感じる便益によって決まる
しかし顧客の価値感は顧客ごとに違う
自社の価値感に基づいて行動する
投資額によって決まる
解決の方向性
多くの顧客の重要なニーズを満たす
競合が真似できないこと
少ない投資で可能
リスクが少ない
圧倒的なオファーとは
満足させることが難しい、いまだ満たされていない需要
オペレーションにおけるジレンマ
緊急時と平時では異なるルールによって私たちは意思決定をしている。
緊急時と平時のジレンマ
仕事の投入は緊急事態と平時のどちらの条件も満たす必要がある。
緊急時
できるだけ遅く投入する
スコープを柔軟に変更する必要がある
需要の変化に柔軟に対応する必要がある
時間を無駄にはできない
平時
できるだけ早く投入する
トラブルからプロセスを守る必要がある
稼働率を維持しなければならない
競争優位
自社だけが満たすことができる顧客が要求する価値
事例
そして、6列目のファンクションキーをタッチにしたもう1つの大きな理由が性能面だ。既に述べたとおり、今回のXPS 13 PlusではCPUのTDPを従来の15Wから28Wへと設計の基準を引き上げている(だからといってバッテリ駆動時間には影響はない、TDPを引き上げたことが影響するのはACアダプタをつないでCPUをフルに回した消費電力のみだ)
。
ライルズ氏は「CPUのTDPを15Wから28Wに引き上げたため、熱設計は従来の製品よりもさらに厳しくなった。そのため、高さ方向にどうしてもスペースが必要になり、そのトレードオフとして6列目をタッチにした」とする。物理的なキーボードの場合、どうしてもストロークを確保したりする必要上、高さ方向のスペースが必要になる。それをタッチにすることで、物理的な構造があるキーに比べると高さ方向に余裕を持たすことができるのだ。
「6列目をタッチキーにして得たのは性能とデザイン美」。Dell XPS 13 Plus開発者インタビュー
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失敗例
「修理する権利」を回避するため最初から機能を削除した自動車が販売されている