クリティカルシンキング
Critical Thinking 観察や思考を吟味する
非形式論理学
クリティカルシンキング
批判的思考とは、自らの、また他者の主張が、妥当なものであるかを吟味する思考活動である。
クリティカルシンキングで重要な三つの要素*1
1.問題を観察し、じっくり考える態度
2.論理的な探求方法や、推論方法の知識
3.態度や知識を実践する技術
効果的な特性*1
1.知的好奇心
2.主観と客観の自覚
5.知的懐疑心
6.知的誠実さ
7.筋道が立つこと
8.追求心
9決断力
10.他者の考えの尊重
検証の観点*2
1.主張の明確性
2.根拠の有無
3.根拠の種類
4.根拠と前提の関係
5.根拠の得られ方(比較対照の有無、サンプリング)
6.代替仮説の検討
参考
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1.主張の明確性
2.根拠の有無
3.根拠の種類
4.根拠と前提の関係
5.根拠の得られ方(比較対照の有無、サンプリング)
6.代替仮説の検討
個人的には、トゥールミン( 56) の議論の図式は、批判的思考を行う際に重要だと思う。彼の図式は、①主張、②根拠、③保証(主張と根拠の関係性)、④保証の妥当性、⑤反論、⑥再反論・限定の組で表される。これは自分や人の主張を吟味する時に有用だし、論文を書く際の指針ともなる。訳書もあるので参考にされたい。
出典