『レビットのマーケティング思考法-本質・戦略・実践』
https://gyazo.com/b70d950fe2a4bc1a33fa57c62d087e2b
p22
p213
行きすぎた顧客志向と会社思考
顧客志向
顧客に請求しない
特定顧客の要求に応えるために、ほかの仕事を放り出してかかりきりになる
顧客を待たせないようにするために、店頭にいつも余分の人員を配置する
コスト度外視
「すべてお任せください」
すべての顧客の問題を解決しようとする
会社思考
顧客との関係を無視する
顧客にとって自社より優れた他社製品があっても教えない
自社製品が高くても、不便でも、代替品の開発をしないと決定する
配送など、顧客の手間をはぶくのに手間がかかるならやらない
顧客との契約書には、どのようなトラブルにも責任を持たずに済むように、様々な免責条項を備える。
店頭で目立たせるために装飾を加える。利用場面で使いにくくても無視する。
料理店では味覚に訴えるために油を多く使う。顧客の健康は無視する。
映画館ではポップコーンに塩を多く使う。喉が渇いた顧客が飲み物に殺到する。顧客の健康は無視する。