pivot
「ピボット」(pivot)とは、本来「回転軸」の意味ですが、最近ではアメリカのシリコンバレーなどのベンチャー企業で「方向転換」「路線変更」といった意味で盛んに使われるようになりました。
新たに立ち上げた企業が当初の目論見通りに発展していくとは限りません。特にベンチャー企業の場合には新しい技術やサービス、ビジネスモデルといったものを経営基盤とすることが多く、これらが市場に受け入れられれば短期間で大きく成長することもありますが、そのようなケースはまれで、むしろ方向転換や路線変更を強いられるケースの方が多いといっていいでしょう。この方向転換や路線変更をピボットと表現するわけです。
youtube
出会い系サイトとして開始したが、ユーザー数は伸び悩んでいた。どのように使われているかを調べたところ、動物やおかしな動画の共有に使われていた。
Instagram
位置情報のSNSだったが、写真機能ばかりが使われていたので、写真共有に特化した
Pinterest
トートというショッピングサービスだったが、売上は伸びなかった。欲しいものリストは伸びていたので、コレクションを共有できるサービスにした
失敗から生まれた画像SNS『Instagram』 ~ケビン・シストロム~
Fortnite
今では1兆円を越える売上のゲームだが、最初はゾンビがはびこる世界から生き残るサバイバルゲームだった。2011年から開発を始めたものの、進捗は芳しくなく、2017年にようやく早期リリースできた。ところがユーザーの悪く、当時流行っていたバトルロイヤルを取りいれたら大ヒットした
https://gyazo.com/6f00ed22a291b9cddd400ffb1eccbcda
ソーシャルゲームを開発していた
Burbnという多機能なSNSアプリをリリースしたが、ユーザーはほとんどの機能を使わなかった。クリック3回で写真をアップロードできるアプリを開発し、Instagramと名付けて発表した。
事例
一昨日のChat GPTのAPI公開で明らかに世界が変わったので、
Gatebox社は今日は予定を全キャンセルして開発メンバー全員でChatGPTのAPIを使った開発に取り組んでます!
今日中に何かアップしたい!