弱者ポジション
何かの技術や考えに、救いの要素が大きすぎると、習得が疎かになりがちなのでよくない。
弱者、被害者、少数派という自己認識のポジションは「他人が注目してくれる」「遮らずに話を聞いてくれる」といった他人の配慮を引き出し、その人にとって救いが与えられる。ところが習得するとポジションにから引き出される配慮は不要になるので救いを失うことになる。配慮によって救いを得た人は失うことが恐怖なので、弱者、被害者、少数派といったポジションを維持するようになる。
さらに、配慮する側が、人を助けることによって満足を得られてしまうと共依存という機能不全の人間関係が維持されるようになる。本人達は助け合っているという自己認識だが、実際にそこにあるのは「機能不全を維持することで人間関係の繋がりを継続している」ことだ。
専門の知識を持った医療関係でも起きる。素人の援助系ではより頻発かつ深刻。
配慮されて当然
なりやすい傾向
企業活動とは他人を助けるものだが…
自分の生活を維持するためだけに働いている人
認知負荷や負担をどれだけ下げられるかゲームをしている人
振る舞いの傾向
他者に過剰に一貫性を求める
シャットアウトが早い
線を引くのが早い
被害者ムーブをしている人へのフィードバックは難しい
弱者ポジションから抜け出す
しぶとさ