知的労働者は生産手段を所有する
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生産手段の私的所有
知的労働者は生産手段を所有する。頭の中にしまいこんだ知識は持ち運びできる。まさに生産手段を所有するからこそ、彼らの流動性は高い。
テクノロジストの条件 ドラッカー 第5章 P.85
/nishio/知的労働者は生産手段を所有する
「労働者は生産手段を持たないので、生産手段を持つ会社(資本家)に労働力を売って対価を得る」というモデルが知的労働者に関しては成り立たないと言うことだ。
労働者ー資本家は相互依存する
カール・マルクス的な批判は成り立ちにくいってことかなggkkiwat.icon
だから、その「生産手段の私的所有」をどのように表現するかが重要
情報は公開しよう
自分が何をアウトプットできるのかと言うことを、実際に出力してみせなければならない。
ポスト資本主義社会 ドラッカー
かつて労働者は労働力という生産手段の私的所有をしていた。
蒸気機関などの発明によってコストが高いが圧倒的に生産性の高い機械が作られた。
その機械を買うことができる資本家が生産手段を所有する時代が訪れた。
これは仕事の道具に対する知識適用の結果であった。
フレデリック・テイラーが科学的管理法を考案し、労働者の教育訓練によって生産性を向上させた。
これは肉体労働者の仕事内容に対する知識適用の結果であった。
かつて「労働力 << 労働力 + 機械」であったために機械を所有する資本家が生産手段を所有しているとみなされていたように、これからは「労働力 + 機械 << 労働力 + 機械 + 知識」であるがゆえに知識を有する労働者が生産手段を所有しているとみなされるようになる。
2000年への対話「大川功・藤田晋」 - YouTube の17分あたりで大川功も言っている
AIの強さは三変数(データセット数・パラメータ数・予算)に収束するでゲームチェンジした感
ホワイトカラーの没落は身体性への回帰