批評
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批評とは何か
批評(critique)は、文化なり芸術史なりに対する作品の位置づけを個々の著者の責任のもとに書いたもの。それが何であるのかを自分の力でなんとか言葉にしようとする営為
どのように自分は批評するか
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未解題
小林秀雄.icon「人はいかにして批評というものと自意識というものとを区別し得よう。彼の批評の魔力は、彼が批評するとは自覚する事である事を明瞭に悟った点に存する。批評の対象が己れであることと他人であるとは一つの事であって二つの事ではない。批評とは竟(つい)に己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか!」 人類はそもそもブラックボックスであるものを、ブラックボックスのまま扱う知のモードを有している。もう少し正確に言えば、一定の不透明性を許容しながら、不透明なものを語り、それを受け入れたり、選んだりするための方法である。そのような語りはしばしば「批評」と呼ばれる。 批評的な思考は作品という構造体を用いて他の構造体を作り上げる 批評家は決して自らの企てを達することなく、自己に属する何者かを常にそこに置く