形を掴む知性
public.icon
大林寛.iconさんがいってた
清水高志.iconも近いことを言っている
三島由紀夫はマルクス読もうがハイデガー読もうが、バタイユ読もうがたちどころに理解してしまう ある分野で、先例のないものを提示していく。イノベーティブであるとはそういうことです。それでは、その人たちは、まったくの「無」から何かを創り上げるのでしょうか。そんなことはありません。他分野の雑多な情報や自身の経験から、自らの分野に応用的に適用できる「形」を直観的につかみとるのです。 どんな分野の「知」も、それが人間の身体や脳によって生み出される、という一点で共通しています。つまり、創造的な人とは、人間が活動するあらゆる分野のベースにある「生」の経験から、「直に」ある「形」をつかみとることができる人ということになります。換言すれば、クリエイターとは「形の継承者」なのです。 今の社会で「頭がいい(追記:頭の良さ)」とされてる人って、「情報処理が滑らか」ってことなんだよね。体験から一次情報を引き出してくるのが本当に「頭がいい」ってことだと思うんだけど、そうじゃなくて、情報を探してくる検索能力、コピペしてちょっとだけ味付けする処理能力が評価されてる。