04.水神リヴァイアサン
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リヴァイアサン:Leviathan
ラノシアの魚人種サハギン族が信奉する海の神で「水神(Whorl)」という二つ名をもつ。
蛇のように鱗に覆われた長い体をもち、陽の光も届かない暗き深海に潜み、すべてを呑み込む恐るべき存在と口伝されている。
蛮神が神降ろしにより顕現する事が広く知られる前、かつて海に生きる者は大津波や大時化などの自然災害をリヴァイアサンの怨念であると考え、その怒りを鎮めるため沖の岩礁に生娘を縛り付け、生贄として捧げてきた歴史がある。これは蛮神が人間種にとっても神のごとき存在であったことを示している。
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第六星暦末期、岩神タイタン討伐成功と時を前後し、同「海雄旅団」が討伐に成功したとの記録がリムサ・ロミンサの黒渦団本部に残っている。
「海雄旅団」による報告によれば、彼らは外洋から遠浅になった狭い入り江にリヴァイアサンを誘き寄せ、その動きを封じて討伐したと記している。
その後、岩神タイタンのケースと同じく、水神リヴァイアサンは第七霊災直後に西ラノシアに再び姿を現し、その際のちに「大海嘯」と呼ばれる大津波を起し、西ラノシアのハーフストーン一帯を水没させ、その地形を一変させてしまった。遠浅の岩場と化したハーフストーンは大海嘯に便乗して侵攻したサハギン族が現在も実効支配しており、サハギン族の生殖の拠点となっており、「サプサ産卵地」と呼ばれている。
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