刻印
四大精霊によって作られた存在。魔法生物に近いが、個々の意思を持つ独立した存在である。 石を核としており、その石が破壊されると消滅する。
その状態でも精霊や他の刻印、契約者候補には人型に見える。
契約済みであれば、精霊以外にも人型として認識される。
現在のところ、火・水・大気・大地の4属性それぞれに1人ずつ、計4人の刻印が存在する。
役割は、各精霊の補佐。雑務や身の回りのことのほか、異界(神界や下界など)へ派遣されることもある。
短期間の派遣(おつかいとか)なら特に問題はないが、何らかの目的で長期間の派遣が必要な場合、行き先の住人と契約を交わす必要がある。
刻印は元々精霊界、特に主である精霊のそばにいることを前提に作られており、精霊の力をエネルギー源として活動している。そのため、精霊の力が届きにくい他の環境では、エネルギーを得られない=存在自体を保つのが難しい。
精霊の力が届きにくい異界では、契約者を媒介にして精霊の力を受け取る。(契約者が、精霊界と異界をつなぐパイプの役割を果たす)
その際、契約者にも(通常より多くの)精霊の力が流れてくるので、該当属性の精霊魔法の威力が上がったり魔力が増加するなどといった影響が出る。
それぞれの精霊が独自の基準で下界から契約者を選び、契約を交わす。
基本的に、一度契約したら破棄することはできない。
過去のメモより(一部古い設定のままになってます)
<『刻印』について(概要)>
『刻印』というのは便宜上の呼び名であって、正式名称は不明。
刻印は全部で四つあり、それぞれに人格がある。
彼らは独自に「主人(マスター)」を選び、身体に宿る。そして、主人に力を与える。
主人は誰でも良いという訳ではなく、四人それぞれでは選び方が違うが、
基本的に彼ら(と精霊)が認めた者だけが主人となれる。
主人がいない時、彼らは「石」の状態でいる。
そして人々の手を移り行き、もしくは他の、既に主人がいる『刻印』の協力を得たりして、主人となる者を捜す。
また、主人がいる時は、普段は表に出ない。
主人が危険な時や、主人に呼ばれた時は、人型となって出る。
中にいる時は、「石」を通して外の様子を知ることはできるが、音声までは届かない。
また、外に出なくても主人とだけは会話することが可能。
(ただし、他の人には刻印の声が聞こえないため、変な人に思われること必至)
なお、同じ「刻印」という名前であっても、「光の刻印」「闇の刻印」はこれらの刻印とは性質を異にする。