太陽神と月神
以前のメモより↓
光の神と闇の神、光の精霊と闇の精霊の力を合わせて生み出したのが、太陽神と月神。
彼らは神でもあり、精霊でもある。だから、神と精霊の両方の力を持つ。
敢えて分けるなら、人格が「神」、力が「精霊」。
即ち、性格や姿は神から受け継ぎ、力の源である「瞳」は精霊から受け継いだ。
彼らは双子のように生まれたが、正確には双子でも、ましてや兄弟でもない。
太陽は万物のエネルギー源であり、月は太陽とのバランスをとる。
太陽がなければ万物は滅び、月がなければ万物は死滅する。
光の神と闇の神がいれば、太陽神と月神は生み出せた。
光の精霊と闇の精霊がいれば、太陽の精霊と月の精霊は生み出せた。
太陽と月に、神と精霊の両方を置かなかった理由は、
両者が同時に存在すると、必ず争いやもめごとが生じるから。
争いやもめごとが生じれば、太陽や月は本来の役割を果たせなくなるから。
そうなれば、神々や精霊も含めて、万物は滅びてしまうから。
だから精霊と神々は話し合い、協力して一人の太陽神、一人の月神を生み出した。
呼び名は「神」だが、彼らは神でも精霊でもある故に、神方でもあり、精霊方でもある。
そして、彼らは神でも精霊でもない故に、神方でもなく、精霊方でもない。
太陽神は日宮殿、月神は月宮殿に在る。
日宮と月宮はそれぞれ、太陽と月にある。
そこは神界でもなく、精霊界でもない。
完全な中立の立場にいるように、彼らは生み出された。
※ただし今のところ、日宮殿・月宮殿にいる(仕えている)のは神族のみ。という設定。
完全な中立がいつ頃から崩れていったかは・・・これから考えろ。