高台槙生
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私の理想の怒り方は『違国日記』の主人公の高台槙生です。感情的になることなく、怒る理由を理路整然と説明して怒っています。怒り方にもし正しい正しくないがあるなら、あれが正しい怒り方だと思います。しかし、あんなふうにはできません。地団駄を踏み、大声を出し、早口になって、姉妹にうまく話せず泣いてしまいます。 だから、正しく怒れないなら怒らないほうがマシだと思ってしまいます。しかし世間を見るとどうも違うようです。多くの人は感情的に、理不尽に、そんな小さなことでと思うことで怒っています。周りを見ると理路整然と怒りをコントロールしながら正しく怒っている人など少数派です。それも理不尽だと思います。なぜ私は正しく怒れないと怒ってはいけないと思っているのに、あなたたちはそんなに簡単に怒るのだとモヤモヤします。