自己啓発書やビジネス書はなぜ効果がないか
たとえばコミュ力や企画力とは何か、どうすればそれが身についた状態であるか、どのようなトレーニングをすればいいのかはわかっている。
たとえばコミュ力なら「話をするより聞くのが大事」「相手を喜ばせることを考える」「すごい、なるほど、そうなんだと答える」「笑顔」「相槌を打つ」など(超コミュ力)。企画力なら抽象化した上で具体例への文脈をズラした適用&数勝負など(メモの魔力)。メカニズムは解明されている。
だがそれができない、上手くならない人がいる。
たとえば「相槌が大事」と言われても相槌が打てない人がいる。なぜ打てないのか。マウントをせず人の話を聞くのが大事、そのためにこんなトレーニングをしましょうと言っても、それができない人、その通りやっても上手くならない人がいる。なぜそれでもマウント撮り続けてしまうのか。抽象化は大事だとはわかっているが、抽象化の方向を間違える、粒度=解像度を間違える、そしてそれが改善されていかない人たち。
やまざきしんじ.iconさんと話してたんだけど「改善できない、なんてことはない」という結論になった。ダイエットでダイエット法通りにやれば痩せるのは間違いないのと同じ。ただ痩せにくい体質の人は先天的にいたりもするけど。
カンが悪い人については今後もしばらく考えていきたい。本質であるような気がするので。