残業は無意味なのではなく有害
ジョージタウン大学のコンピューターサイエンティスト、 カル・ニューポート准教授は『大事なことに集中する』(ダイヤモンド社)という本の中で、 「一定のスケジュールによる生産性向上」という考え方を提唱している。つまり毎日、一定の労働時間を確保し、時間になったら必ず仕事を終えるということだ。 実際、彼は午後5時半以降にはめったに働かず、「一定のスケジュールによる生産性向上をめざすことは、時間がかぎられていることを意識するのに役立つ」 と言っている。 要するに、一定のスケジュールによる生産性向上をめざすと、時間が貴重なものであるという意識が高まり、時間をとりわけ大切にするということだ。> 後悔しない時間の使い方 ティボ・ムリス 165ページ むしろ時間意識が希薄になるので効率性が下がるため有害。