時間
「もう少し時間ができたら、 あれを変えてみよう」と。 しかし、もっと時間ができるわけなどない。 われわれには今あるだけの時間しかなく、それはいつだって変わらないのだ。 この含蓄のあるあまり顧みられることのない事実に気づいたからこそ (気づいたのは最近のことであるが)、 私は日々の時間の使い方を仔細に検討してみようという気になったのである。自分の時間―――1日24時間でどう生きるか アーノルド・ベネット 28ページ
1日の3分の2の時間を、単に3分の1を占める勤務時間に付随している時間に過ぎないとしてしまうなら (しかも、 その3分の1の時間すら、全然情熱を燃やしていないのだから)、完全に充実した1日を過ごすことなど、 どうやって望めようか。 望めるわけがない。 自分の時間―――1日24時間でどう生きるか アーノルド・ベネット 45ページ
私たちには本当に時間がないのだろうか? SNSをチェックする時間はあっても本を読む時間がないのなら、友達に会って他人の悪口を言う時間はあっても運動する時間がないのなら、 仕事がたまっているのにコーヒーを飲んでくつろぐ時間があるのなら、時間が足りないのではない。 それは、時間を作っていないだけだ。朝一の「ひとり時間」が人生を変える キム・ユジンp. 151ページ