松田健
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女性に人気らしいが、こういうのが人気ってところに日本の闇を感じる。
松田は裏で林勝に「女ってのは」って女をブツとして語ってるぞ絶対。(というかそういうシーンが既にある)
なので林的男子の感覚からすると「女って結局こんなクズが好き、ただしイケメンに限るなんだろ」ってなる。
(そしてそれは女性からすると林みたいな)男は「解像度が低いって話になる。
イケメンだからなのではなく、松田は女のことを見ている。女を「理解」している。
「理解」とは「誤解していない」ということ。逆に言うと誤解しない程度に適当にさばいてる
「理解」しており、そこに勝手な「女」(男の考える理想化された妄想のそれ)を松田は読み込まない。
(林勝は逆。女をまったく理解していない。そこに勝手に自分の考える理想の「女」を読み込む)
だから女をハックできる。松田って要するに恋愛のひろゆきなんだよね。
実際、だから同じ職場の大森桃江には手を出さない(2巻の時点で)
①女は「女」の押し付けにウンザリしてるので押し付けてこない人が好き。
②自己効用感が低いのでこの人には私がいないと駄目だと思わせてくれる人に好感を抱く。
③自己肯定感が低いので好きだし可愛いからヤリたいって言うと弱い。
松田はこれらを満たしているので、本当は恋愛のひろゆきで最低な人間なんだけど(どこが最低か、あまり当のシスヘテ女性は認識できてなさそう)、相対的にかなり高評価になってしまう。
一人称「ぼく」に弱い問題(松田自身は一般的には「俺」です)
松田の場合「私」が見えてるというより「自分」しか見えてないんですよ。だから分析Aばかりに声をかける。自分がAだから。相手の女を見ているようでいて、実際はその女に自分を見ているだけ。 Discord:Oさんの発言
まず松田について言えるのは、こいつ自体が病んでるしイタいってこと。
単にエッチが好きでしたいだけなら「そういう描写」があってしかるべきなのだが、松田がエッチを気持ち良いと感じてる描写がほとんどない。
男性の性欲は実はほとんど描かれてない。
大森桃江はエッチのたび「気持ちいい」描写があることとは対照的。
大森がセックス依存症だというなら松田だってそうなのになぜか松田は「メンヘラ培養沼」というレッテルになる
大森によるヤリチンの分類でいけば松田はタイプC、つまり「依存させるのが好きなタイプ」
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それなのに女の子ってセックスすると見返り求めてくるなどと愚痴ってる。
自分の性癖や弱さを「女って」と女に転化し外在化する=悪いのはいつも女であり男ではないという典型的な性差別なんだけどこれが「女性には圧倒的に人気」。
みんな実は松田が好きなのではない。松田のような男子とつきあったことがある、つまり元カレが好き。
もっと言うと元カレなんかどーーーでもよくて、そんな元カレとつきあったことのある自分が好き。
松田は性欲や内面など、実は肝心なところがあちこち描かれていない。ブランクを読者に勝手に埋めてもらうエッセイ漫画の形式。だからみんなネットの諍いをPVに変換する手口としてのお話を求めていて、自分なりの松田を語りたい、語れる構造になっている。
そのためには松田のディテール、内面や、性欲は描写されない。
性欲があることは否定されないどころか「健全に」あるように描写されるが、アヘ顔一つ描写されない。
代わりにいつも終わったあとのタバコ吸うところだけ描写される。
松田君、大森さんのセフレの一人であるE君に似てる気がするんですよね。松田の解像度高くしたやつが、ひょっとしたらE君なのかもしれない。(Oさん)
松田は「凪のお暇」のゴンちゃんに近いと思っていて、それは何かといえば、異性愛女性に恐怖や警戒心を与えないスタイルということなんだけど、考えてみるとどちらも避妊はしっかりするけど性病とかは気にしてないっぽいんだよな。(Sさん)
避妊してた描写あったっけ。まあしてそうだけど。
松田の何がダメなのか。
他人の心をハックしてコントロールしている
口説くところまでは熱心だが
騙している
洗面所に他の女の子の歯ブラシなども置いてあるので、明らかに何股もかけてるのはわかるのだが、明確に自分から「多数と付き合ってる」と言ったことは言わない
騙してるのが悪いというより「自分から言わない」。「言わなくてもママわかって」という甘えたマザコン意識。
性感染症のリスクについては何も考えてない。この点、検査をきちんとしてる大森桃江とは雲泥の差。
自分が傷つかないようにしてる。