幹の質問と枝葉の質問
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難しいのは、ただ質問を用意しておけばいい、では済まないことです。 例えば、 1時間のインタビューで、30個の質問を用意すると、ひとつの質問にわずか2分です。 こんなに聞けるはずがない。 一方で、 相手が寡黙な人で、 準備した質問が少なすぎると、会話のキャッチボールだけでは間が持たなくなることも起こりえます。 私はこれまで3000人以上にインタビューをしていますが、 相手の答え方は本当に人それぞれ。 したがって、その場で臨機応変に対応しなければいけません。 そこで私がやっているのは、 「幹」の質問と「枝葉」の質問の両方を用意しておくことです。 1時間のインタビューなら大きな枠組みの質問を 6~8つほど用意しておく。 これが、 「幹」の質問です。 これとは別に、 「幹」 の質問に関連した質問を2、3ずつ用意しておくのです。 これが、「枝葉」の質問です。 「幹」の質問だけで取材が成立するようなら、そのまま進めます。 それが難しい場合は、 「枝葉」の質問も繰り出してインタビューしていくのです。「幹」の質問と「枝葉」の質問を用意して 「準備メモ」 をつくっておく。 これは、商談などでも使える手法だと思います。メモ活 / 上阪徹 90ページ
インタビューテクニック