年収1000万円までの人は時間管理をおこない、それ以上の人はアイディアノートを持つ
「常に仕事で結果を残すような人は、 どのようなメモのとり方や活用の仕方をしているのだろうか?」 この1点にフォーカスして研究を重ねたわけです。 そして、とあるビジネス誌に書かれていた1つの記事が、当時の私に大きなヒントを与えてくれました。 その記事に書かれていたのは、次のような説明です。「年収1000万円までの人は時間管理をおこない、それ以上の人はアイディアノートを持つ」 この一文を見たとき、当時の私が 「なるほど」 と思わず唸ったのを今でもはっきりと覚えています。 多くの人は、「メモのとり方」や「ノートの書き方」、「時間の使い方」 といった仕事術系のテクニック論に目がいきがちですが、ある一定レベル (この記事でいうところの「年収1000万円」) 以上の人は、テクニック論ではないところで勝負しているという内容でした。 つまり、行動の効率性や効果性を求めるという視点ではなく、思考やアイディア発想といった 「知的生産」で戦っているわけです。メモで自分を動かす全技術 / 高田晃 52ページ