会話相手を敵ではなくパートナーにする
節度のある議論のための基礎となる要素のほとんどは、 実質的な対立がある議論については特にそうなのだが、次の一言に集約できる「会話相手をパートナーにせよ、敵にはするな」。 これを達成するために必要なのは、あなた自身が会話から何を得たいのかをあらかじめはっきりさせておくこと、 相手の意図について思いやりのある前提を持つこと、 相手の話を聞くこと、そして双方向的なやりとりを目指すこと (自分のメッセージを一方的に届けるのではなく)、これらである。 傾聴できるようになることは、 効果的な会話におけるもちつもたれつのやりとりの最初の一歩だ。 頭に浮かんだことをすべて言いたくなる衝動を克服することも必要となる。 そして最後に、きれいに会話を切り上げる方法も学ばなければならない。話が通じない相手と話をする方法 ピーター・ボゴシアン ジェームズ・リンゼイ・位置253