ピーター・ボゴシアン
https://gyazo.com/c639d8b1f3e7e120deb6619cfadadca8
最初の点について、本書でも著者たちは過去のSNSでの投稿を反省している箇所がある(92–93頁)が、この原稿を書いている時点で、二人の発言内容はより過激になっているように見える。それに、リンゼイについては差別的な発言が問題視され、ツイッター(現X)運営からアカウントを停止されたこともあるほどだ20。二つ目の点については、この二人はそもそも、「不服研究事件」の仕掛け人として、もっともらしい外見をしたインチキ論文を大量に書いていたという「前科」があるわけだから、本名で発表されたものだとはいえ、本書もまた悪戯で書かれたものなのではないかと訝しがる人がいてもおかしくはないだろう。