リスク管理
リスクというと「とる・とらない」 の話になりがちですが、そうではありません。 リスクは 「管理する・しない」の話で、そのほうが大事です。 たとえば山に行くときに 「毒蛇に咬まれる」 というリスクがあったとします。もちろん、「だったら山に行かない」 という選択もあります。 しかし、リスク管理とは、 「咬まれたとき用の解毒剤を持ち歩く」 「スマホの中に、近くの医療機関の連絡先を入れておく」 などの対応策を用意しておくことで、リスクを認識しながら、実行にまで移します。 あらゆるリスクを想定し、それを回避する方法と、 起こってしまった場合の対策の両方を決めておくことで、リスクがあるからといってやらなくなる、ということを避けられます。 物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術 けんすう p. 209ページ