ヒトは食べ物でできている
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以下、メモ。記載時間は「残り時間」です。
シーズン1-1
肉食でなければダメだというのが栄養学的な真実であるかのように言われるが、このドキュメントではそれを①肉食は科学的に健康によくない。②肉食がよいとされているのは実は文化的に構築された信念であると主張する。
最初にこれはあくまでエンタメ作品です、健康については医師のアドバイスにしたがってくださいと警告が出る。冒頭いきなりベーコンなど肉食の表示。でも、これについては特にCWなどは出ない。日本だと(なのか?わからない。詳しい情報求む)すぐに肉の写真にCW入れる人結構いるが、あんまりそこらへんをアメリカでは気にしてないんだろうか。→肉の写真にCW参照。 アメリカ人の食習慣はSAD(Standard American Diet)だと言われているらしい。
肉食や乳製品を取る習慣は、実は文化慣習的なものであり、それ以外でもありえたことが指摘される。事の発端は第二次世界大戦時。痩せていて入隊できない人が多かったため、効率的にカロリー摂取できる食事が推奨された。また同時に動物性食品の消費量も増加。畜産業も工業化した。
サンバーナディーノとそこから10km先にあるロマリンダの比較。サンバーナディーノは生鮮食品が入手困難な食の砂漠地帯でマクドナルド一号店の地。他方でロマリンダは他のエリアよりも10歳も平均寿命が高く、健康な人が多い。住民の多くがセブンスデー・アドベンチスト派で、生鮮食品や多様な食品へのアクセスもしやすく、大多数がベジタリアンで、肉の消費が少ないのだという。食事の影響で10年も違いが出るかのように言ってるが、大多数がセブンスデー・アドベンチスト派だという大きな特徴は見逃せない。宗教によって孤独な人が少ないとか、地域コミュニティが健全に機能していることの影響も強いのでは。 双子でどちらも体質も何もかも似てるのに片方は「肉食べたいな」もう一人は「自分はベジがいい。試してみたい」って分かれる組が何組かあって、不思議だと思った。
チーズだけはやめられないという人が多い。実はチーズには生物学的に中毒性がある。カゼインが体内で分解されるときにカソモルフィンというホルモンが発生する。これが実は幸せホルモン。他方でチーズには飽和脂肪酸も多いため、健康リスクも指摘されている。 飽和脂肪酸は動物の肉に多く、血中コレステロール値を上げ血管をつまらせる。糖尿病や心臓疾患のリスクをあげる。乳製品の過剰摂取は、パーキンソン病や前立腺ガンのリスクを高める。 アメリカ人は平均して27kgの牛肉、45kgの鶏肉、295kgの乳製品を1年で消費する。計算してみるとどうなるのかな。365日で割ると1日あたり70gほどの牛肉、120gほどの鶏肉、800gの乳製品を1日で消費となる。これを聞いても「多い」という気はしないなあ.....。でも、1日800gの乳製品はやばい。
ニーマイ・デルガドというラクトベジタリアン家庭出身のボディビルダーが出てくる。15000人がニーマイのプログラムを終了。多くの人が3週間ほど経つと体質が改善された。活力の向上、質の高い睡眠、セックスライフすら向上する。セックスライフてほんとかよ.....。でも、ニーマイの体格は大変素晴らしく、肉を食べなくてもボディビルですら支障がないことの証明になっている。が、SNSでのニーマイの投稿にはネガティブなコメントも多数ついている。 双子たち、パロアルトの実験施設に入るとき、みんなマスクしてるんだが…..(残16:31)。よくアメリカはマスクしないとか言うけど大嘘じゃん。 遺伝によって病気が決まるとよく聞くが、実は食生活のほうが影響が大きいことが多い。アルツハイマーの場合、遺伝子型によるものは3%。生活習慣によるものが90%になる。(残6:13) 脳は全体の25%の栄養を消費する。そのため、ホルモンや化学物質の入った食事減らすことで脳も回復する。
鶏の畜産業者のコメント。「腫瘍や細菌感染を見てるので鶏肉を食べたいと思わない」(残4:30)とのこと。
シーズン1-2
女性の双子にポルノを見せて下半身の温度を測定する実験。食事が性的興奮にどう影響するか計測。 男性の場合は睡眠時に勃起するのでそれを計測。夕食の内容によって睡眠時の勃起に影響。肉食よりもプラントベースの食事のほうが468%性的能力が高い
「私たちは変態モノを見た」「変態 日本のポルノアニメ」 “We were able to watch hentai versus porn” “Year ‘Cause we don’t really like…Real people porn” 日本……下に「Hentai = Japanese Anime Porn」って説明テロップ出とるし…..。40:56 双子が自分たちの性癖を「we」で語るのもすげえなと思った。 「若くてハンサム 引き締まって体脂肪も低い」と女性の研究者が男性双子に言う。37:49 ハンサムとか言っていいの? 日本では結構ここらへん、真面目に教条主義的にルッキズム批判を受け入れてるけど「なんで?別にハンサムはいいでしょ」とか向こうは思ってそう。 「アメリカにおける死因のトップは食なのです」「食生活指針諮問委員会に利益相反があるんです」「肉の消費を減らすことがないように」「食肉業界が目を光らせているのです」「大いなる陰謀ではなくそういう仕組みなのです」「健康への最善策ではなく」「仕組みから利を得る者への最善策です」 32:40
「加工肉は人間にとって発がん性がある」「喫煙やアスベスト プルトニウムと同じです」30:25
アメリカ。96%が工業型畜産(一部もしくは牛の一生を通じて)。4%が牧草のみ。
農業から出る地球温暖化ガスは31%。対して運輸業は14% 。22:00
すべてを牧草牛に切り替えるためには、牧草用の土地を今の面積の270%まで増やす必要がある。20:07
アマゾンの森林破壊の最大の原因は畜産。19:16
シェフで菜食セットがあたった双子。「シェフをして菜食を守るのは大変だと思う」15:12
菜食担当の双子。「食べる時間を確保するのが難しい」5:59
シーズン1-3
畜産は抗生物質を大量に使ってる。
食のアパルトヘイトについて。エリック・アダムスニューヨーク市長「黒人社会で言う”ソウルフード”とは」「先祖が食べざるをえなかったものだ」「要は奴隷所有者の残飯だ」27:22
じゃあ肉はダメだとして魚は? →混獲の問題もある。魚を獲るつもりが網に海亀やイルカがひっかかってしまう。21:55
魚類の個体数が82%減ったとの研究も21:23→(いつに比べて?)
今世界のスーパーで売られる魚の半分は養殖。20:12
養殖場の近くに住むサケの死亡率は50%以上16:49
養殖サケの脂身は天然サケの三倍15:30
おいしくないからとサケの調理したものをゴミ箱に捨てるシーン。だんだん表現が過激になってる。14:01いや、さすがに食えよ。
イレブンマディソンパークのオーナーDaniel Humm「星を失う覚悟はできてた」6:24 肉食をやめ、ヴィーガン専用のレストランに変化する。
シーズン1-4
まず基本的にプラントベースの食事のほうが健康にいいことは間違いなさそう。ただし、2つ弱点があって。1つは「その量を食べるのが難しい」ってこと。もう一つは「きちんと運動して食べないと筋肉が落ちる」こと。
「詰め込んでる気分になった」「あの量を食べるのは厳しかった」49:02
ウェンディ(雑食):1.5kg減 筋肉1.7kg減/ パム(ヴィーガン):3.4kg減 筋肉2.9kg減。十分食べられてない。カロリー摂取ができてないと体重は落ちても、逆に太ってしまう。45:30
ロザリン(雑食):体重3.6kg減 脂肪3.4kg減 筋肉維持 /キャロリン(ヴィーガン):体重3.5kg減 筋肉1.3kg減 脂肪2.2kg減
「全般的に雑食のほうは筋肉が増え菜食のほうは内臓脂肪が減りました」41:50
ウェンディ(雑食):興奮度288%向上 パム(ヴィーガン):371% 38:49
ロザリン(雑食):212% キャロリン(ヴィーガン):興奮度383%