バスタイムはアイデアタイム
つまり、脳内のインプットとアウトプットの比率が、アウトプット側に寄ったときに、アイデアが出ると考えています。これがどういうことかというと、例えば、お風呂に入るときをイメージしてください。スマホを持たないで入ったら100%脳内でアウトプットするしかありません。インプットするような浴室内の情報はほとんどなく、そういった場では、脳が自然と、自分から何かを生み出そう、と、活性化するのです。 よく、シャワーのときや寝る前にアイデアを思いつくと言いますが、あれは「脳内の比率をアウトプット側にむりやり寄せているから」なのです。インプットを受けている間は、そこに一定の意識やアテンションが割かれてしまうので、なかなかアウトプットには集中し切れません。前田裕二. メモの魔力 (pp. 160-161). なので浴室にスマホ持ち込むやつはバカなんですよ。バカっていうか、超もったいない!自分は最近浴槽につかり、ぼーーーっとして、するとすぐあれこれ思いつくから、濡れた手で急いでROHDIAにメモ書いて、またぼーっとするって繰り返してる。アイデアだらけになるよ。 では、どういうときに、脳が考えてくれていたことが外に出てくるのか。 それは、脳が油断したとき、 なのです。 お風呂に入ってシャワーを浴びているときは、当然ながら体を洗うことに集中しています。 そこに気を取られている。 そんなときに、ひょいと、もともと考えていたアイデアが出てくるわけです。 ジムのランニングマシーンも同様です。 走ることに一生懸命になっていると、 脳が油断するのです。 そんなときこそ、ひょいと考えていたことが出てくるチャンスなのです。 だから、彼はランニングマシーンにスマホをぶら下げておいて、いつでもメモできるようにしている、と語っていました。メモ活 / 上阪徹 186ページ もう1つ、私がひらめきを得やすいシチュエーションとして、 入浴中があります。 入浴中やシャワーを浴びているときに、 「そうだ!」 とひらめいて、 浴室から出るなり、早々に書斎へと移動してメモを走らせることが少なくありません。メモで自分を動かす全技術 / 高田晃 ・63ページ