ROHDIA
ロディア メモ帳 №11 5x5
ロディア No.11 はなぜ「最強のメモパッド」と呼ばれるのか ― 徹底リサーチ
TL;DR
No.11が「最強」とされる中核理由は3つ: ①クレールフォンテーヌ製ベラム紙80g/m²の圧倒的な裏抜けにくさと書き味、②マイクロカット・ミシン目/Sangrifヘッダーステープル/撥水コートカバーといった「立ったまま現場主義」を貫く機能美、③74×105mmという胸ポケットに完璧に収まる携帯性。これらが90年以上ほぼ変わらず維持されている設計の完成度こそが評価の根幹。
Maruzenbungu
国内外の論者・著名人がこぞって愛用: ポール・スミス、フランシス・フォード・コッポラ、エルメスの調香師ジャン=クロード・エレナら世界的クリエイターの愛用、ジャン・ジュリアンとのコラボ、戸田覚『フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術』(ソシム)という単独書籍が出版されるほどの定番化、奥野宣之『情報は1冊のノートにまとめなさい』系・前田裕二『メモの魔力』・赤羽雄二『ゼロ秒思考』など日本のメモ術書群の隣接アイコンとして必ず言及される存在。
使い方は「捨てる前提のインボックス」がスタンダード: GTDの "capture" や太田憲一郎氏の「GTD+R」、ゼロ秒思考のA4メモを携帯版にダウンサイズした使い方、買い物リスト・TODO・1タスク1枚・ジムのトレーニング記録・コードのTODOメモ・アイデアスケッチまで、「殴り書きしてミシン目で切ってポイ」という所作に紙質の良さが宿る贅沢が、所有満足度と"儀式性"を生んでいる。
Key Findings ― 最強と呼ばれる7つの理由を構造化
1. 紙質:クレールフォンテーヌ製ベラム紙80g/m²
ロディアは1997年にクレールフォンテーヌに買収され、現在は同グループの「Machine No.6」と呼ばれる専用抄紙機でつくられた Superfine vellum paper 80g/m²(中性紙・酸フリー)が中身。クリポンパリス(『文房具と遊ぶ』)の比較検証では、モレスキン(70g)・ロイヒトトゥルム1917(80g)と比べ、ロディアのウェブ系統は「最も裏抜けが少ない」。ブロックロディアNo.11も80g/m²で、しのわんブログ・stationery-toriko.com・thinkstationery など複数の日本ブロガーが「万年筆でも裏抜けしにくい」「インクの乾きが心なしか早い」「鉛筆にやわらかいタッチ/ボールペンにあざやかな発色/万年筆にインクにじみのないスムースな書き味」(クオバディス・ジャパン公式コピー)と総じて高評価。
JetPens + 4
英語圏でも Fountain Pen Love、The Pen Addict(Brad Dowdy)、Goulet Pens、Gourmet Pens(Azizah Asgarali)、JetPens のガイドが揃って「ロディアは最も入手性の良い万年筆フレンドリー紙の代表格」と紹介し、「フェザリングがほぼ皆無、乾きも速い」(Fountain Pen Love)と評している。
Fountain Pen Love + 2
2. 5mm方眼と「淡いパープル罫」
表面・裏面ともに薄紫(violet pâle)の5mm方眼が印刷されているのが定番。これはフランスの学校教育で1960年代から定められた基準ラインカラーで、「ロディア固有」というより「フランス共通の規格」(戸田覚『フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術』要約より)。
goo blog
罫線の濃さは賛否あり、bamka.info(あなたのスイッチを押すブログ)や pasokatu.com は「ロディアは罫線が濃く鉛筆だと文字より目立つ」と指摘し、ニーモシネに乗り換えるユーザーも一定数。一方、「殴り書きの美学 BLOC RHODIA No.11」(simaisme.seesaa.net)のように「最初は邪魔に感じたが、慣れると無意識に文字をまっすぐ書ける補助線として優秀」「印刷が超テキトーで、紙質の良さを隠してくれて殴り書きが惜しくない」と肯定する論調も強い。
Pasokatu + 3
なお2014年(ブランド80周年)に登場したホワイトNo.11はグレー罫で罫線目立ちにくい仕様、ICEシリーズも同様、と「罫線問題」へのアンサー商品もきちんと展開されている(Wikipedia 日本語版「ロディア (文房具)」)。
Wikipedia
JetPens
3. 製本構造 ― 「Sangrif」と「マイクロカットミシン目」
本家サイト bloc-rhodia.com、Nibs Plus Ultra、NOMADO Store、Stylo.ca などが揃って強調する独自要素:
Sangrif(サングリフ)ヘッダーステープル:ホチキス針が裏面に出ない特殊綴じ。「ケガをしない/服に引っかからない/机を傷つけない」設計。立位筆記のための工夫。
Amazon +2
マイクロカット・ミシン目:ヘッダー直下にあり、表紙の「おでこ」がカッターガイドになる。simaisme.seesaa.net曰く「ササッと書いてピッと切り取る、その破り心地が最高」。conote.info も「一般的なミシン目入りメモは折ってから注意して切らないとダメだが、ロディアは余計な毛羽立ちなくスパッと切れる」と断言。
Seesaa
conote
超剛直な裏厚紙台紙:手のひらや膝の上で支えなしでも書ける剛性を担保。
Amazon
Urban Kit Supply
4. 表紙とコーティング
「coated card cover, perfectly waterproof and flexible」(公式表現)。撥水加工・3本のスコアライン(折り目)が前カバーに刻まれており、これに沿って360度きれいに後ろへ折り返すと、片手保持・立位筆記モードに変形する。stationery-toriko.com・4-leafjunction.com・shinowanblog.com が「赤い線3本が良い仕事をする」「折り返した瞬間が機動性のスイッチ」と熱っぽく語る。オレンジは1934年セシリアンヌへの工場移転時に「当時選択できる色がそれしかなかった」(戸田覚)という偶然から定番化したが、いまや世界中で識別される文化記号に。
Amazon + 6
5. サイズ感・携帯性
74×105mm(A7)・80枚・厚み約9mm。Nagasawa文具センター・伊東屋・丸善文具店などの公式商品説明にあるとおり「立位での安定した筆記」を最優先設計。
Pen House + 5
note の Ryo Kanno 氏は「移動中メモの必要条件は①立ったまま造作なくメモできる、②オフラインでいられる、③ポケットに無理なく出し入れできる、の3つ。No.11はその3つを完全充足する」と論じている。「シャツの胸ポケットに楽々入り出し入れがスムーズ」(All About「商社マン GTD編」日野氏インタビュー)も典型的な評価。
Note
Stationery-toriko
6. 書き味とインクとの相性
万年筆コミュニティでの評価が突出している。
The Pen Addict(Brad Dowdy, 2013):「Rhodia DotPad and similar 80g products は私のお気に入りの万年筆フレンドリー紙」
The Pen Addict
Fountain Pen Love:「フェザリングを観察できなかった」「ゴーストもごく低く両面使用も快適」
Gourmetpens
Fountain Pen Love
Mountain of Ink(Kelli, "Notebook Review #7"):「Rhodiaは万年筆のインクレビューに最適」
Mountain of Ink
日本では筆記堂(ippitsukan.com)、和気文具のレビュー欄に「ガラスペン購入と合わせて、明らかに他のメモ帳と違ってインクがにじまない」「ボールペン、万年筆、何で書いても綺麗」というレビューが並ぶ。
Rakuten
ただし Conote は「油性のインクは裏抜けする」「ベラム紙特有のぬめっとした触り心地」と冷静に補足。Ryōhin な Mountain of Ink は「Rhodiaは乾きが速いがゆえに sheen は出にくい」とも指摘し、Tomoe Riverと比較した使い分けを推奨している。
Fountain Pen Love
Mountain of Ink
7. 歴史と血統 ― 1932創業/1934ブランド誕生
1932年、リヨンでアンリ&ロベール・ヴェリヤック兄弟が Papeteries Verilhac Frères を創業(rhodiapads.com、europeanpaper.com、Goldspot Pens、bloc-rhodia.com 公式英語版)。
Nibs Plus Ultra
Stylo
1934年、ローヌ川(Rhône)に由来する商標「RHODIA」を登録、最初のロディアパッド製造開始。グルノーブル近郊セシリアンヌに工場移転、現在のオレンジカバーもこのとき選定。
Goldspot Pens + 3
ロゴの2本のモミの木は、創業者である兄弟の絆と、紙の原料「木」の象徴。デザインしたのはアンリの妻アントニア・ヴェリヤック(Cult Pens)。
JetPens + 2
1997年、クレールフォンテーヌ(Exacompta Clairefontaine)グループに買収、生産はアルザスのMulhouseに移管。ヴェリヤック家の人間は今も社内で勤務(rhodiapads.com、Wikipedia英語版)。
goo blog + 3
戸田覚著・ソシム刊『フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術』(2011年4月、A5判136ページ、ISBN 978-4-88337-764-0)はフランス本社・工場を取材した日本唯一のロディア単独本。「日本でのロディアブームによりフランスに次いで日本の販売量が第2位」と紹介している。
Socym
goo blog
Details ― 絶賛コメント・愛用者・使い方の具体例
著名な愛用者・推奨者
人物 ソース・引用
ポール・スミス(Sir Paul Smith) 公式インタビューで「肌身離さずロディアを持ち歩く」
Wordpress
と発言。2005年・2009年(ロディア75周年)にコラボ限定モデル発売(
Por Homme
Hypebeast、Por Homme、a+.29、Inky Journal、Jane Audas blog "Bloc Rhodia N°11")。Jane Audasは「特に小さなBloc N°11が好き」と書いている。愛用サイズはNo.12(
4-leaf junction
Wikipedia
Wikipedia日本語版/日経/AskAndy)。
フランシス・フォード・コッポラ(映画監督) Telegram coの「Rhodia Brand」紹介ページが「監督フランシス・フォード・コッポラ、ファッションのポール・スミス、エルメス専属調香師ジャン=クロード・エレナがファン」と明記。
Telegram
ジャン=クロード・エレナ(エルメス調香師) 同上。
ジャン・ジュリアン(仏グラフィック・アーティスト) "Paper People"コラボシリーズでNo.11/12/13/16を限定リリース(
Pen House
pen-house.net、Cult Pens)。
デヴィッド・アレン/GTD周辺 rhodiapads.com の "GTD" 紹介ページがDavid Allen本人のコメントを掲載。
Rhodia
日本ではgihyo.jpで太田憲一郎氏が**「GTD+R」**(GTD+Rhodia)というメソッドを連載(「第6回 誰でも始められるGTD+R」「第5回 モレスキン・メモポケッツでGTD」)。
戸田覚(IT・ビジネス書ライター) 『フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術』著者。No.8偏愛、Evernote+ScanSnap連携を提唱。
奥野宣之(『情報は1冊のノートにまとめなさい』著者) 直接「No.11推し」とは書いていないが、A6メモパッドを胸ポケットに入れる思想は系譜的にロディアと地続きで、Amazonレビュー・ブログでロディア併用が散見される。
前田裕二(『メモの魔力』) 書籍内で具体機種は明示されないが、「ファクト→抽象化→転用」を片手で殴り書きするスタイルがロディアNo.11と親和性が高く、メモ術ブームの中で頻繁にセット紹介される。
赤羽雄二(『ゼロ秒思考』、ダイヤモンド社) A4メモ書きを推奨
Rakuten Books
だが、note・the.sun.moment 等で「A4は携帯性が悪い、ロディアNo.11等の小型ブロックメモにダウンサイズすべき」という派生論が活発に展開されている。
高畑正幸(文具王) TVチャンピオン文房具通選手権3連覇。
Wikipedia
倉下忠憲との共編で 『超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド』(玄光社、2015)を監修。
Wikipedia
文具系メディア・YouTubeで万年筆×ロディアを度々言及。
AskAndyAboutClothes、Badger&Blade等の英語フォーラム 万年筆ユーザー間で「Rhodia No.11/12/14/16が定番」「左利きでも使いやすい」と長年話題になり続けている。
主要レビュー・解説ソース一覧
日本語ブログ/メディア
しのわんブログ「【レビュー】RHODIA(ロディア) ブロックロディア「No.11」(オレンジ・5mm方眼)【A7サイズ】」(shinowanblog.com)
bamka.info「ロディアの定番サイズNo.11と同タイプのメモ帳7つを徹底比較」(あなたのスイッチを押すブログ)
9933ff-bungu.com「ブロックロディア11と、似た形のA7縦開きメモ帳大集合」(lowsalt 氏)
文房具と遊ぶ/クリポンパリス「裏抜けしないノートは?『ロディア・モレスキン・ロイヒトトゥルム』で検証」「ロディアのメモ帳のこと、もっと知りたい!」(criponparis.com)
conote.info「定番には愛される理由あり!『ロディア』の魅力と向き合ってみた」
stationery-toriko.com「【ロディアNo.11活用法】cf11200を3年使った本音レビュー|おすすめの使い方5選」
photochromia.com「ロディアの『No.11』と『No.12』サイズは使い勝手がとても良くて手放せなくなる!」
thinkstationery.jp「ロディアのノートは万年筆に相性いい?裏抜け・にじみ徹底検証と選び方」
simaisme.seesaa.net「殴り書きの美学 BLOC RHODIA No.11: 弘法よ、筆は選べ」(最も熱い愛用記)
All About「2/5『隣の文具活用術』 商社マン GTD編」(日野氏のNo.11×イタリアンレザーカバー×LAMYアルミニ運用)
gihyo.jp「第6回 誰でも始められるGTD+R(1) 仕事を成し遂げるためのカードゲーム」(太田憲一郎氏)
note「移動中用のメモとして『ロディア No.11』と専用カバーを導入した理由」(Ryo Kanno)
note「Getting Things Doneが僕の仕事術の基本だった。」(ingots100)
aosenn.hatenablog.com「先生のためのタスクマネジメント『RODIAメモ編』」
akizukid.hatenablog.com(シリアルポップな日々)「ロディアを使い切った〜裏紙の使い方」
pi-suke.hatenadiary.jp「メモブロックの違いを検証(RHODIA とMnemosyne)」
pasokatu.com「ニーモシネとロディアの罫線の濃さを比べたらやっぱりロディアが濃い!」
digistill.hatenablog.com「ロディア No.12」(万年筆との相性検証)
ROOMIE「定番よりなが〜いロディアの『ブロックメモNo.8』が、デスクワーク用とToDo管理に最適って知ってた?」
たかめるねっと「【ブロックロディアの使い方】基本から応用まで効果的な活用法を解説」
4-leafjunction.com「ロディアのメモ帳が持つ魅力と便利な使い方をまとめてみた」
パリジェンヌになりたいを叶えるブログ「ロディア ゴールブックの使い方&中身を解説【7年愛用レビュー】」
INOBUN四条本店ブログ「RHODIA ロディアを楽しむ。」
Duram Online Shop「ロディアカバーの使い方、考えてみました」(革小物職人視点)
書籍
戸田 覚『フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術』(ソシム、2011年4月、ISBN 978-4-88337-764-0)― 日本唯一のロディア単独書籍。フランス工場取材、各界愛用者インタビュー、Evernote/ScanSnap連携など。
Socym
Socym
奥野宣之『情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』『人生は1冊のノートにまとめなさい』(ダイヤモンド社)― 累計50万部超のノート術ベストセラー三部作。
Amazon Japan
前田裕二『メモの魔力] The Magic of Memos』(幻冬舎/NewsPicks Book、2018)― 累計63万部超。
Diagram-wolf
赤羽雄二『ゼロ秒思考』(ダイヤモンド社、2013)― 累計44万部超。
高畑正幸・倉下忠憲(監修)『超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド』(玄光社、2015)。
Wikipedia
英語ソース
公式:rhodiapads.com(米国総代理店)、bloc-rhodia.com、bloc-rhodia.jp
JetPens「Rhodia: A Comprehensive Guide」「The Best Fountain Pen Paper」「The Ultimate Black Notebook Comparison」
Goldspot Pens "Rhodia Brand Overview"
European Paper "Rhodia Notebooks"
Cult Pens "Rhodia"
Goulet Pens(商品ページ・レビュー)
Wikipedia "Rhodia (stationery)"/Grokipedia "Rhodia (stationery)"
The Pen Addict(Brad Dowdy)"Rhodia R Premium Notepad Review"
Fountain Pen Love "Rhodia Dot Pad Review"
Mountain of Ink "Notebook Review #7: Rhodia Webnotebook"
Pen Chalet "Fountain Pen Friendly Paper Review"
Gourmet Pens(Azizah Asgarali)"Review: Rhodia Dot Pad Notepad"
HiConsumption "Best Pocket Notebooks For Everyday Carry"
TechWriterEDC "The Best EDC Notebooks"
Hypebeast "Paul Smith for Rhodia Notebooks"(2009)
Por Homme "Paul Smith x Rhodia: 75th Anniversary notebooks"
Jane Audas blog "Bloc Rhodia N°11"
動画(YouTube/一例)
ぴーすけチャンネル「【メモ帳】ロディア メモ No.11 レビュー & 本革カバー」
「【ノート術】仕事の効率を爆上げする『RHODIA』の使い方/バレットジャーナル【手帳術】」
高畑正幸(文具王)公式チャンネル
具体的な使い方バリエーション
(a) GTD「キャプチャツール」として
gihyo.jp連載で太田憲一郎氏が提唱した GTD+R:ロディアの1ページ=1タスクのカード化。書く→ミシン目で切る→処理状況に応じてカバーのポケットや缶に並べ替える。「持ち運べて切り離せること」が、頭の中のオープンループを"信頼できるシステム"に追い出すための物理的条件。
All Aboutインタビューの商社マン日野氏:「1タスク1シート、これ以上大きい必要がない」「シャツ胸ポケットに楽々入り出し入れがスムーズ」「ラミー アルミニとペン穴のマッチが完璧」「スワンタッチのしおりで新しいページが常に上にくる」と運用術を細かく開示。
(b) ゼロ秒思考の携帯版 赤羽雄二のA4メモ術はオフィス向けすぎるという批判(note "the.sun.moment"等)に対する回答として、「No.11に1テーマ1枚、1分で書いて束ねる」運用が定着しつつある。
X
(c) 切る前提の使い捨てメモ思想
simaisme.seesaa.net「殴り書きしても全然惜しくない、いい意味での粗雑さと、全ての殴り書きを吸収する素晴らしい紙質」
akizukid.hatenablog.com「胸ポケットでGTDのin-box的な使い方/3〜4ヶ月で1冊使い切るペース」「裏紙としてブログ下書きにも使える」
楽天レビュー:「思いついたまま発生したことをもれなくメモ→優先順位をつけてシステム手帳に転記→終わったら線を引いて切り取って捨てる」「2週間で1冊」
Rakuten
note「懐かしのロディアNo.12、再び活躍の場へ」:「1ページに1日のTo-Doをまとめ、終わったら破って捨てる『終わらせた感』が気持ちいい。アメリカドラマっぽい」
Note
(d) 買い物リスト・TODO
shinowanblog.com「メモして千切って捨てる、新しいメモを書いて千切って捨てる、この一連の動作のどこにもストレスがない」「主に買い物リストとして使用」
Duram Online Shop「方眼の四角をチェックボックスにしてToDoリスト化」
Duram-shop
(e) クリエイター・デザイナーのアイデアスケッチ
戸田覚著書の取材より:気鋭の空間デザイナーはNo.16をあえて横向きに使ってアイデアを書き出し、メモを切り離して缶に保管→並べ直してアイデアを再構成。
Socym
ポール・スミスの談話(rhodiapads.com引用):「服のディテール、状況、物体、フレーズ……あらゆる事象から創造の糸を引き出すためにロディアにメモする」。
Wordpress
Conote「両面に方眼、切り取った後の裏紙としても使える」。
conote
(f) エンジニアのコードメモ/TODO 公式かつ直接的な「エンジニア×No.11」事例本は乏しいが、AskAndyやBadger&Bladeフォーラムでは「会議中のコード断片メモ/レビューポイント/API名のメモ」用途で「Rhodia No.11が定番」とされ、エンジニア層にも EDC として浸透している。HiConsumption・TechWriterEDCのEDCノート比較でも、Rhodia A7はバジェット・万能枠で必ず候補に挙がる。
HiConsumption
(g) ジム・トレーニング記録 ジム記録は専用ノートやアプリに流れがちだが、「マシン設定の控え/その日の重量・回数の控え/ペーパーレスのバックアップ」として、A7サイズ+切り離せる+汗で濡れにくい撥水カバーという特性がトレーニング記録に向くというマルマンの「ルーズリーフミニ」記事や180-gym.com「シンプルな筋トレノートの書き方」で示唆されているのと同様の使い勝手をロディアNo.11も担う。エニタイムフィットネス公式コラム「トレーニング手帳のすすめ」でも「小さな物が邪魔にならない」が共通要件として挙げられており、74×105mmはそこにフィットする。
Anytime Fitness
(h) 旅行用・しおり・付箋代わり
shinowanblog.com「旅行中に行きたい場所・感想を書き留める」「しおりや付箋の代わりとしても」
Note
戸田覚著書の章立て:「旅行用に1冊No.11を用意しておくと便利」「ロディアはいざというときに定規にもなる」
Socym
他社メモパッドとの比較で語られる優位性
比較対象 ロディアNo.11が勝るポイント 劣る/一長一短
マルマン ニーモシネ N179A 80g/m²の紙厚/表紙の撥水加工/オレンジの記号性/世界共通サイズ展開/本場欧州ブランド 罫線濃度(ニーモシネはグレーで薄め、ロディアは紫で濃い)、
Bamka
ミシン目の切りやすさ(ニーモシネ優位という声もあり)、価格・枚数(ニーモシネ65枚対ロディア80枚)
Bamka +2
モレスキン Pocket/Cahier 万年筆裏抜けの少なさ(80g vs 70g)、
Criponparis
片手保持の軽さ、ミシン目で切れること モレスキンは綴じ・ハードカバーによる蓄積性。ロディアは「捨てる」が前提で蓄積向きでない
無印良品 滑らかな書き味のノートパッドA7 紙質・撥水カバー・ステープルの隠し方/ブランド体験 コスト(無印安い)、
Ameba
罫線の薄さ
ダイソー A7方眼メモ 紙質・撥水・耐久性・所有満足度 コスト圧倒的劣位(1冊105円)
Ameba
コクヨ CamiApp/キングジム ショットノート 紙質と書き味 スマホスキャン連携機能なし
Bamka
マルマン スリーフィート/図案シリーズ N151 紙厚・国際的定番性 コスパでは劣る
ロディアR Premium(自社上位) "標準"のNo.11は安価で気軽に使い倒せる 紙質ではR Premium 90gアイボリーが上
Pro Atelier Plus
The Pen Addict
クレールフォンテーヌ系自社製品 同じ紙メーカー製。ロディアはブロックメモ最適化、クレールフォンテーヌはノート最適化、と棲み分け 紙質はほぼ同等
bamka.info、9933ff-bungu.com、pi-suke.hatenadiary.jp、myboomda.com、conote.info などが詳細表で比較しており、結論はおおむね「罫線を許容できればロディアNo.11が総合点で頭一つ抜ける」「ニーモシネは罫線が薄く切りやすいので実務メモはニーモシネ派も増えている」という二極構造に落ち着く。
「儀式性」「所有満足度」を語る声
ロディアNo.11は単なる道具ではなく、所有の所作そのものに快感を伴う"愛玩文具"として語られる傾向が顕著。
simaisme.seesaa.net「殴り書きしても上質な紙が全てを受け止めてくれる、ロディアにはそんな懐の広さがある」「ササッと書いて、ピッと切り取って、貼り付けたり、伝言を残す。そんな使い方がロディアの真骨頂」「マイクロカットの破り心地が最高」
Seesaa
ROOMIE「収まりのいいサイズ感で、ちょっとしたアイデアや気になったことを書き出しておくのに使いやすい」「マイクロカット加工のミシン目でページを綺麗に切り離せる」
note「懐かしのロディアNo.12」「終わったらページごと破って捨てられるので『終わらせた感』が気持ちいい。なんかバッと切ったりパソコンに貼ってあるロディアを取ってゴミ箱に捨てる感じがアメリカドラマっぽくてカッコよくない?」
Note
stationery-toriko.com「赤で印を付けたこの3本のラインが良い仕事をする」「3年使って手放せない」
4-leaf junction
conote.info「人に渡すメモを多く書く方にとっても、ちょっと特別感がある上に、ミシン目で切り取りやすい」
conote
楽天レビュー「ロディアNO.11と出会ってとてもうれしく思っています。毎朝の創造のワークショップに使い、いいなって思ったものや楽しそうなこと、経験したいことをどんどんメモする目的で使用」「職場のみんなの人気者」「2週間で1冊」
Rakuten
Duram Online Shop「ロディア好きが高じて、革でロディアカバーを作りました」
Duram-shop
**戸田覚『フランス生まれのブロックメモ』**章立てより:「使うこと自体の楽しみが得られる。textureという語が示すような所有の質感」
Caveats(注意点・留意事項)
「最強」はあくまでブランド/設計の総合評価。罫線が紫で濃く、鉛筆や薄色インクでは文字が罫線に埋もれるという欠点はpasokatu.com・bamka.info・myboomda.com・seesaa.netの「ロディアを使わない理由」など、複数のレビュアーが明言している。鉛筆主体の人にはニーモシネ/無印/ロディアICE(白×グレー)が推奨される。
Pasokatu
裏抜けの評価は前提条件で変わる。標準ブロックロディア80g/m²は太字万年筆や水多めの絵具では裏抜け/ゴーストする。完全な裏抜け対策が必要な人はR Premium(90gアイボリー)かウェブノートブック、Tomoe River、SAKAE TP Iroful等が比較対象になる(JetPens、Fountain Pen Love、Pen Chalet)。
Rhodia
罫線の濃さに個体差。戸田覚書籍取材で工場見学者が「罫線インクを薄める作業を目分量で行っているため濃さが毎回変わる」と報告(lloigor.hatenadiary.org カフェイン中毒日記レビュー)。ロット差は仕様。
Hatenadiary
Amazon Japan
「奥野宣之/前田裕二/赤羽雄二の本にロディアNo.11が指名で登場するか」は厳密には限定的。それぞれが推す具体メディアはA6ノート(奥野)/モレスキン的なノート(前田)/A4コピー用紙(赤羽)であり、「ロディア=最強メモ術の道具」というのはこれらの本の内容そのものというより、読者・ブロガーがメモ術書の思想を実装するためにロディアNo.11を選んでいる、という二次的な現象として広がっている。本稿はそのコミュニティの定着現象を整理したもので、書籍の本文に「No.11」という単語が出るわけではない(『ゼロ秒思考』はA4を明確に指定)。
Rakuten Books
本格的なロディア解説書は『フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術』(戸田覚, ソシム, 2011)が事実上唯一。書評(ブクログ・hatenadiary.org)には「魅力の比重が大きく、活用術はやや薄い」「著者のロディア愛があまり伝わってこない」という辛口評もある。15年近く前の書籍で現在は版元在庫切れ/中古流通中心。
Amazon Japan + 2
エンジニアのコードメモ用途は推察ベース。直接「Rhodia No.11でコードレビューメモを取る」と明記した一次ソースは本リサーチでは確認できず、EDC文化(HiConsumption、TechWriterEDC)と万年筆コミュニティの重なりからの汎用的位置づけとして扱った。
Paul Smithコラボ等の限定品は基本廃番。eBay等の二次流通で出回るのみ。No.12がポール・スミスの愛用サイズ、というのはWikipedia日本語版「ロディア (文房具)」と AskAndyAboutClothes フォーラムの記述(NYTインタビュー言及)に基づくが、本人発言の一次URLまでは特定できなかった。
DELFONICS Web Shop
値上げ進行中。本リサーチで参照した日本のブログでは「税抜200円」が長く定価だったが、現行クオバディス・ジャパン公式・ペンハウス等の小売価格は税込220〜275円帯。R Premium版は330円〜。価格は時期で変動するため購入時要確認。
Pen House
Pen House
2026/5/10