Twitter Blueを使ってみる
正直、もうSNS自体に興味を失っていて。この先Twitterがどうなろうとどうでもいいし、今はMastodonでいろいろ書いたりすることもあるけれど、それももう飽きてきてて。もうどうでもいいなってなったんだけど、せっかくだから、今度はダラダラと文章を長く、思いつくままに書くってのを、なんだか突然、思いつきで、急にやってみたくなって。 そうすると、それだったらTwitter Blueに加入すると一万文字まで書けるらしい。一万文字。Twitterで書いてみるってやってみたいなってなぜか急に思ったのと、わざわざブログをつくったりなんかしても、どうせメンテナンスもできないし続かないだろうから、だったらもう、Twitterにそのまま記事投稿できたら便利だなって思って、そしたらTwitter Blue。便利かもしんないってんで、使ってみる。本当にグダグダと何文字も長文書いて、どれくらいの人がTwitterのタイムライン上に流れてくる「それ」を読んだり、いいねしたりしてくれるのか。ちょっと興味が出てきたので実験してみるよ。飽きたらやめる。すぐ飽きると思う。 SNS、というかTwitterだけど、その文字制限が最近は特に。なんだかどんどん不自由に感じられてきた。みんな時間がないから長い文章が読めない。だから短く書く。短く書かれたものをたくさん、頻繁に読む。でも、簡潔に物事を短く言い表すというのはいいところもあるけれど、ダメなところもあって、それはなにかっていうと、短いとややこしい論旨やエクスキューズを書ききれない。だって本当はさ、本当のことを言えば、世の中のだいたいすべての事象ってややこしいじゃん。言い切りなんかできないよ。まあざっくり言うとこうなっていて、でも、ざっくりというのはどういう意味でざっくりなのかというと、てかなぜここでは丁寧にではなくざっくり言うのかっていうと、それはまあこれこれこういうことで......って説明があって、じゃあ、その上でざっくり言いますよ。言いますよ?まあこうなってるんですよ。ただし例外があって、例外のほうが実は大事で......みたいなことを延々と続けていくのが本当だろうに、Twitterのような短文SNSの構造はそれを許さないようになっている。いつしか論旨はバラバラになって、あるものとあるものとの間に別のものがインサートされて、そんなあり方自体が当たり前になって、既成事実化して。単純に叫んだほうが、単純な人たちにはウケるし、ウケるメカニズムも単純だからハックもしやすいし、実際ハックされてて、 自分はTwitterやMastodonのような短文投稿SNSが好きだったんだよ。流動的だったから。ブログ書けない、書かないような人の、たくさんのよくわかんない投稿があって、それが読めるのがおもしろかった。徳島のような田舎に住んでいると特にだけど、地元だけで人付き合いって探しても、やっぱりどうしても人も少ないから不満も出てくるんだけれど、Twitter見れば、自分と同じように考えてる人もたくさんいるんだなあって思えたし、実際そこからオフラインで会ったりする人もいたし、オンラインで一緒にポッドキャストすることになった人もいたし、会ったことのない友達がいっぱいできた。それってよく会うだけ、近くに住んでるだけの人間とは全然違うじゃん。自分はTwitterの恩恵をとにかくたくさん受けてきたんだよね。フードストレージなんてのも思いつきではじめちゃってさ。まあやめる頃には「やんなきゃよかった」って後悔するくらい、ドッと疲れてしまったんだけれど、そこでも金額にしてものすごい額の支援をいただいたりもした。とにかくTwitterを、文句言いながらも楽しんでたんだよ。 でも、最近はタイムラインを眺めていてもなんだか硬直してるな、不自由だなって感じることが多くなって。悪いこと言うやつがいて、それはまあ悪いことなんで悪いんだけど、悪い人に悪いって言わなきゃいけなくて、でも、悪い人のパターンだって限られてくるし、悪い人に悪いって言うパターンだって限られてくる。限られてくる、いつも同じでも「悪い」って言わなきゃいけないのはそりゃそうなんだけど、そうやってパターン化してくること自体が「悪い」ことだったりもする。「固まってくる」ことに対抗したいんだけれども、それがうまくできない。 同じ人の投稿を、いつも同じ人がシェアしたり、いいねしたり。あいつなんかにいいねしてるやつをいいねするなんて最悪だ、とか。そういう倫理観って大事かもしれないけど、だったらイーロン・マスク自体がどういう思想なんだよって話でさ。みんなnoteやpixivは抵抗して不買運動するんだけど、Twitterはそれでも使い続けるわけでしょう?カウンターだ、対抗言論だ、つってさ。でも、対抗言論っていうんだけど、そこでの言論が、対抗ってことをする中でどんどんどんどん固まってっちゃって、痩せてっちゃって。その固まる、痩せてくことには対抗できてない。むしろズブズブじゃんって話なんだけど、そんな話も、Twitterだとできないし、しても全然広がらない。当たり前だよね。ズブズブな人たちが集まってるところにいって「ズブズブですよね」なんて言って、自分が正しいと思ってる人たちが、そう周囲に見せることに執心してる人たちが、そんなめんどくさくて都合悪いことに「いいね」なんてするはずはないわけで。 そもそもが拡散されること、広がっていくことが「いいこと」なのかって話もあって。真理は遍くプリヴェイル。そういう発想だってあるけれど、悪事千里を走るとも言う。その悪事が千里を走ってるだけなんじゃないの?って見方だってできるわけで。こいつがこんな悪いことしました、許せねえ、許せねえ、許さないって声をあげてください!っていうのは、まあもうそう言うしかないんだけど、そういう強い道徳的怒りこそがエンゲージメントを高めるわけで、胴元、この場合はTwitter、イーロン・マスクだけどさ、イーロンを儲けさせてるだけとも言えるわけで。 こうしたことはもうとっくにあちこちでいろいろ言われてることなんだろうし、まあ、ごちゃごちゃ理屈はつけたけど、そんなこともあって、もう短文をバラバラと。思いついたときに投稿する、ってのをやりたくなくなったんだよね。理由は単につまんないから。つまんないのはなぜなのかっていうと、それも単に自分が「飽きた」ってだけなんだけどね。
Twitterに飽きた、環境が悪いんだって最初は思おうとしたんだけど、マストドンだって一緒なんだよ。似たような人が固まっていいね、ブーストしあってる。自分と同じ考えの人間がいる、自分は決して一人じゃないんだって思えることはとっても大事なことだし、なんならデモなんかも「そういう効果」が最も重要だったりするんじゃないかって自分は考えてもいるけど、でも、毎回何か投稿すると同じ人ばかりがいつもいいねしてたりさ、それもその在り方も気持ち悪いし、自分は抗いたいって気持ちもふつふつとわいてきたんだよね。文字が水になって、タイムラインという川を流れていく。その流れ自体がおもしろかったのだけど、「流れ方」が一緒になってきちゃうとさ。それって流れているようで流れてないじゃん、っていう。同じ人が同じ人にいつもいいねってんならさ、それならそれを押したら個別にいいねが押せなくなる、いつもいいねボタンとかぜんぶいいねボタンとかもう作っちゃえよ、なんて思ったりもする。 断片化に逆らいたいんだよね。最初はTwitterなんかやめて、他のサービスだとか、あるいは自分でプラットフォーム作ってとか。そういうことを考えたりもしたけど、なんか違うんだよね。抗いたいからって、どっか別のとこに行くってのも一つの方法かもしれないけれど、めんどくさいままでめんどくさいものがつながるってのも、また別の意味での抵抗なわけでさ。みんな今の「日本人」、ものわかりがいいでしょ。マスクなんか見ててもさ、つけてくださいと言われりゃつけるし、はずしてほしいと思ってるよと、そう言われるだけではずしちゃう。 動員なんてされてないですよって、エクスキューズだけつけてくれれば、平気でかんたんに動いちゃう。こんな時代にあるべき抵抗は、もっともっとめんどくさい人間になるってことなんじゃないかとよく考えたりもする。 とはいえTwitterは不安定だから。お金を払おうが何しようが、いつ何がどうなるかわからない。バックアップはとっておきたいとも思って、どこに何を置くかって考えたんだけど、結局、どんなサービスだって終るときゃ終るし、リスクってものはつきまとう。だったら、もう「最終的な保存場所はここですよ」って一か所に正規の場所をつくるんじゃなくてさ、もうあっちにもこっちにも種をばらまいておけばいいんじゃないかって話になる。とにかくまずはできとか質とかそういうこと一切考えずに、好きなように、ヘタクソでいいじゃん。読みにくいとかもう最高でしょ。なんだよ、読みやすいってさ。わかりやすいことてそんなに偉いんですかね?くらいの気持ちで、自分が編集しやすい、書きやすいからって理由でScrapboxで最初は書くことにした。Scrapboxだとキーワード間でリンクつけられるし。たとえば過去に自分が特定のキーワードについて書いた文章どうしがwikiでつながって、それで「ああ、昔、自分はこんなこと書いてたんだ」なんて、思い出したりするのも最高だし、読んだ人がそこに矛盾を見つけて「こいつ、前とまったく違うこと言ってやんの」ってなるの、それもおもしろいし、それこそ誠実なありかたかもしれないじゃんね。 というわけで、しばらくはこんなスタイルでやっていく。あとはたまに食べ物の写真を投稿したり、podcastの宣伝したりね。そういう使い方をするために、我はTwitter Blueに課金する、課金するぞぁ!!! moriteppei.icon「威勢よく課金して実験してみたけれど、すぐに飽きて、というか、もうこの頃にはとっくにSNSに飽きてて、何にもならなかったし、TwitterのUXが不快、ストレスレベルになったので2ヶ月ほどで解約した」