アルゴリズム
https://lifehacking.jp/2026/06/bloggers/filter2.jpg
堀正岳.icon現在は、こちらの模式図に近い状態になります。書き手と読み手のフォロー関係は維持されていますし、タイムラインはいつも通り SNS の画面上で流れているのですが、中身は簒奪されているのです。
まず、「おすすめ欄」はフォロー関係を通した情報のやりとりを不確実にします。単に投稿量が多すぎるというせいもありますが、間引きも多いためにフォローしている人の投稿の多くが目に入らないことが増えてきます。
この「おすすめ」を支配しているのはアルゴリズムで、たしかにそれまで知らなかった書き手との出会いを誘発する面もある一方で、実際には優先して広告主や、炎上していたり強い意見でエンゲージメントを誘う投稿や、そもそも無関係だけれどもプラットホームには都合のよい投稿へと誘導されてしまいます。
大事なポイントとして、アルゴリズムによるおすすめは 多様性を増やす方向には進まない という点です。それはどうしても「人気があるもの」へと重み付けされてしまい、誰もが「人気があるから人気のある投稿を見ている」という多様性の薄くなった平均状態へと進みます。
見た目のタイムラインもフォローの仕組みもそのままに、中身はもう違うものにすげかわっているといってもいいのです。Cory Doctorow (@pluralistic) のいうところの Enshittification の最終段階が近づいているわけです
https://lifehacking.jp/2026/06/bloggers/ 堀正岳