非線形的思考のための解放弁は、線形的なアウトプットの改善をサポートする
感じたこと
つまりは、Wordは直列で書いていくのだが、これが線形 例えばHeptabaseでは、アイデアを逃すには、矢印などを書いて、そこにノート書けばいい。 https://scrapbox.io/files/6608d0775cca8a00263b1766.png
こんな具合に。
「主要な」思考の流れに集中できるようになる
脳内をそのまま出力できる。
Claude3の解説
「解放弁」という比喩表現で逃がしているのは、「副次的な思考」や「逸脱したアイデア」。
執筆の過程では、メインのトピックや議論の流れから外れた思考やアイデアが浮かぶことがよくある。
これらの思考は、その時点ではメインの議論に直接関連していないかもしれないが、後で役立つ可能性がある。
しかし、これらの副次的な思考をメインの文章の中に無理に組み込もうとすると、議論の流れが乱れ、文章の一貫性が損なわれる可能性がある。
そこで、非線形的な作業環境(例えば、ハイパーテキストのノートシステム)では、これらの副次的な思考を別の場所(例えば、別のノート)に簡単に「逃がす」ことができる。つまり、メインの文章から切り離して記録することができる。 これにより、著者はメインの議論に集中し続けることができると同時に、後で役立つ可能性のある副次的なアイデアを失うこともない。これが「解放弁」という比喩表現の意味するところとなる。
本文
非線形的な作業環境を好むが、線形的な成果物を好むというパラドックスを乗り越える一つの方法は、作業中の非線形的な構造を利用可能にすることで、副次的な思考のための解放弁を作ることです。これにより、著者は「主要な」思考の流れに集中できるようになります。 例えば、ホワイトボードやノートで「メイン」の箇条書きや図を作成していて、うまく収まらない何かを思いついた場合、単にそれを横に書いて矢印を引けばよいのです。
ワープロのような線形の執筆環境では、著者は線形の作品内に非線形性の泡を作らざるを得ません。例えば、付録や色分けされた「迷子のノート」セクションを作ったり、Googleのコメント機能を使ったりするなどです。これらのアプローチはすべて、不自然で無理があるように感じられます。 テッド・ネルソン(出典:マーク・ナイト経由)によると、
…アイデアは常に逃げ出そうとしていた。括弧とは逃げ出そうとするアイデア以外の何物でもない。脚注とは、逃げ出そうとした、崖から飛び降りたアイデアのことだ。
Q. 非線形的な作業環境における副次的な思考の扱いは、どのような意味で解放弁のように機能するのでしょうか?
A. 主要な焦点を乱すことなく、迷った思考を後で注意を払うために役立つ形で記録し、関連付けることができます。
Q. 非線形的なライティングの「解放弁」理論は、ハイパーテキストノートシステムに関する一般的な説明をどのように覆すのでしょうか?
A. 非線形的なライティングの価値は、埋め込まれたリンクの将来的な価値ではなく、副次的な思考を捉えることで、著者が執筆中に「主要な」思考の流れに集中できるようになることにあるのかもしれません。