非線形
一般に非線形のシステムでは、1+1が2にならないことが起きる。
例えば 2 人の人間が共同作業するという状況を考えたときに、各々の 1 人が単独でできる仕事量を足し合わせたもの以上のものが、共同作業で生み出される。
もしくは逆に、例えば 2 人がけんかでもしてしまうと、各々の仕事量を足し合わせたものよりも、はるかに少ない仕事しかできなくなる。
いずれにしろ、そこでは個々の仕事量を足し合わせたものとは、違う仕事量が生み出されるという状況が成立しており、この概念を一般化したものが、この非線形という概念になる。