シナプス
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仕組みは以下の通り
シナプス前ニューロンの電気信号が軸索の終末に到達する
電気信号がシナプス小胞に含まれる神経伝達物質の放出を促す。
神経伝達物質はシナプスの間隙を拡散して、シナプス後ニューロンの樹状突起やその棘突起に存在する受容体に結合する。
化学物質による信号が、再び、電気信号へと変換される。
なぜ、わざわざシナプスで、電気信号をいったん化学信号に変換し、もう一度電気信号に再変換するか?
シナプスこそが記憶・学習のために必要な可塑性の場であるから。(シナプスの可塑性) シナプスで情報の伝わりやすさ(伝達効率)を操作している。
短・中期に持続する記憶・学習は、シナプスに存在する分子の機能的な変化が起きる
長期に持続する記憶・学習は、シナプスの数や形態が変化する構造的な変化が起きる