圏論の記法
文字のレベル
特に断りがなければ
$ a,b,c,\dots
$ \dots,x,y,z
対象が集合などのとき、さらにその要素は$ \bar a \in a のように表すことにするdragoon8192.icon
$ f,g,h,\dots
$ A,B,C,\dots
$ \dots,X,Y,Z
$ F,G,H,\dots
$ \alpha,\beta,\gamma,\dots
同じページでは同じレベルを使う
集合が大文字の時は集合を離散圏としてみている
ということは写像は函手なので大文字
結合演算子
table:記号
反図式順 図式順
射の結合 ⚪︎ ; ◇ ↓
函手の適用 丸括弧 . →
函手の結合 ・ * →
自然変換の適用 下添字 . →
自然変換の縦結合 ⚪︎ ; ◇ ↓
自然変換の横結合 ・ * →
まとめると
$ g\circ f = f;g
$ F(a) = a.F
$ G\cdot F = F\ast G
$ \alpha_a = a.\alpha
$ \beta \circ \alpha = \alpha ; \beta
$ F \cdot\alpha =F\alpha = \alpha \ast F
$ F\alpha_a = a.\alpha \ast F
$ \alpha \cdot F = \alpha_F = F \ast \alpha
$ (\alpha F)_a = \alpha_{F(a)} = a . F \ast \alpha
$ \beta \cdot \alpha = \alpha \ast \beta
右と左
右逆射、左逆射なんていう単語がこんがらがる
ここではマエ、ウシロという文字に置き換えることにする
先に作用する方がマエ
図式順の左側がマエ、右側がウシロ
格上げ記法
$ a^\sharp : 1\to C
$ f^\sharp \colon a^\sharp \Rightarrow b^\sharp
$ a^\wedge \coloneqq \mathrm{id}_a\colon a\to a
$ C ^\wedge \coloneqq \mathrm{Id}_C\colon C\to C
$ F^\wedge \coloneqq \mathrm{ID}_F\colon F\Rightarrow F
省略?
結合順
適用は右結合、優先低
$ a.F.G =a.(F.G)
$ a.F*G= a.(F*G)
$ =a*F*G
$ a.α*β = a.(α * β)
慣れるために、できるだけ図式順を用いる
集合関連
その他記法
$ \exist! : 一意に存在する