「アパマンハムのいいところ・こんな工夫」
アパマンハムの方、何か日々の運用スタイルや工夫を教えてください。
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共同住宅にしか住んだことがないのでずっとアパマンです
一番のメリットはタワーとか巨大構造物を扱わなくてすむことです
タワーの解体って本当に大変らしいですね…
タワーの主が亡くなられてしまうと遺族の方々も処分に困るみたいです
死亡事故の話は年に何回かは聞きます
タワーや屋根からの落下
アンテナの送電線接触による感電
これが故に私の家族は高所工事への参加は許さないと言っています
日々の運用スタイル
アンテナは必要なときのみ接続します
事故防止のためです
落雷は怖いですが、他に突風で飛ぶとか、いろいろありますから
モービルホイップを接続する上で便利なのは頑丈な基台です
M型の防水キャップを雨のときは付けておくとよいです
受信用や近距離用の短かめのアンテナを用意しておくと便利です
軽いので突風が吹いても被害の可能性が低くなります
430MHzだとアパマンでもビームアンテナが使えるので3エレでも5エレでも八木アンテナを使ってみましょう
ビーム方向は固定でも十分役立ちます
反射の起きそうなところに向けるのも手です
高層ビルに向けるもよし
富士山に向けるもよし
ただし電波防護指針は遵守しましょう
傷を付けたくないところは結束バンドで固定しましょう
屋外用の耐候性のあるもので複数本でしっかり縛ればモービルホイップを支える強度ぐらいは出ます
見切りが大事
聞こえていても届かないほうが、届いていて聞こえないよりずっと幸せです
FT8/FT4だと信号強度で定量化(実際は変動要因も多いですが)ができます
WSPRでローパワー送信して測るのも手です
届かない相手を無理に呼ぶのは時間の無駄です
ぎりぎりのところで粘るのは楽しいですが
ビッグガンに勝とうとか思わないほうがいいです
精神を病みます
電波障害は論外
あらゆるところにコモンモード電流阻止用のフェライトコアを入れる覚悟でやる必要があります
ローバンドは難しい(インダクタンスが必要)
ハイバンドも難しい(あまりインダクタンスを大きくできない)
V/UHFでも出るときは出る(スリーブコア/パッチンコアが必要)
障害を出してしまう前に予防を
当然ですがアンテナと無線機の距離は離しましょう
回り込みというくらいですから
真面目に対策しておけばHFで100Wぐらいはなんとかなるはずです
そうでない場合は無線システムを構築する上での問題を考える必要があります
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