神経障害性痛
neuropathic pain
神経叢浸潤、脊髄浸潤など、びりびり電気が走るような・しびれる・じんじんする痛み。難治性で鎮痛補助薬を必要とすることが多い。末梢神経や中枢神経の損傷や異常に付随して発生してくる病的な痛み。痛みとなる原因が去り治癒した後、通常の治癒期間をはるかに超えて痛み続ける状態
<患者の表現>
びりびりしびれるような
電気が走るような
焼けるような
締め付けられるような
【治療】
鎮痛補助薬(有効率:40-60%)
十分なエビデンスと保険適応がない薬剤が多い
<神経障害性疼痛薬物療法アルゴリズム>
1st 複数の病態に対して有効性が確認されている薬物
Caチャネルα2δリガンド:プレガバリン、ガバペンチン、ミロガバリン(日本で作られたんだよ)
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬:デュロキセチン
三環系抗うつ薬:アミトリプチリン、
2nd 1つの病態に対して有効性が確認されている薬物
ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(日本で作られた)ノイロトロピン
トラマドール
3rd
オピオイド鎮痛薬:フェンタニル、モルヒネ、オキシコドン、ブプレノルフィン