抗PD-1抗体
ニボルマブやペムブロリズマブがあり,
悪性黒色腫
や胃癌,肺癌,腎細胞癌,Hodgkinリンパ腫,
胸膜中皮腫
などの治療に用いられる.
免疫チェックポイント阻害薬の副作用として,抗体薬の投与時に起こるインフュージョンリアクションがある.初回投与時に起こりやすく重症度も高いが,2回目以降は発生しないことが多い.その他,免疫の活性化により正常細胞が傷害され,1型糖尿病や重症筋無力症,甲状腺機能障害などの自己免疫性疾患が生じる.