Ⅰ型アレルギー
/type Ⅰ hypersensitivity reaction
#免疫アレルギー #皮膚科
<Qアシ>20231114
即時型(15分~30分)
【機序】
液性免疫
IgEによる抗原抗体反応が起こり、肥満細胞や好塩基球がヒスタミンを産生、炎症を起こす。数時間後に遅れて好酸球が遊走する。
蕁麻疹
【主な疾患】
気管支喘息
アレルギー性鼻炎:鼻汁中に好酸球が増加する。
アナフィラキシー
アトピー性皮膚炎(慢性疾患。好酸球が主体で抑えるのが難しい)
蕁麻疹の一部。
アレルギー性結膜炎
春季カタル<過去問20>20231123
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
【検査】
RIST(血清総IgE値)、好酸球↑
RAST(特異的IgE値):抗原を特定できる。症状が起こらないこともある。
ヒスタミン遊離試験:抗原を特定できる。
皮膚テスト(15min後に判定)
プリックテスト:抗原を皮膚に垂らしてその部位を針で刺す。
スクラッチテスト:皮膚を針でひっかき、その上に抗原液を垂らす。
皮内テスト:抗原液を皮内注射する。
誘発試験:食物負荷などによって直接的な抗原刺激を与える。
※上4つは下にいくにつれて特異度が高くなる。
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