ギターソロをとばす人
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大前提として、各々好きに聴けばいいとおもう、やめてほしいともおもわない
一定数生息しているらしい
なんとも言えずもやる
似たマインド
アルバムのインタールードはいらねえ
(最近もはや絶滅危惧種かもしれないけど)ヒップホップのブレイクで DJ がスクラッチするやついらねえ
コスパならぬタイパ至上主義というものがあるそうだ(タイムパフォーマンス)
自分はそういう情報摂取態度が苦手で、本を読む際によく「要点を目次でかいつまんで必要な部分だけを読め」みたいなことを言われるが、これがとにかくできない
何が自分にとって有用なのか取捨選択がヘタなのかもしれない
ありとあらゆるカルチャーで供給過多が起きているように感じる
新しいものがどんどん出てきて、しかもサブスクなのでやろうとおもえば追えるから全部触れられるので、そうなってくると一番限られたリソースは時間となり、その時間リソースをいかに効率よく使うか?という話に収斂してしまう 映画では10分ほどであらすじを紹介する動画を投稿していた人たちが裁判をしているが、2時間何かを見たいのではなく、手っ取り早く起承転結だけを知りたいというニーズが結構あるんだと驚いた
手っ取り早く "正解" を知りたいというニーズ
何か意見を表明する際には「Aにはこうこうこういうメリットとデメリットがあって、Bにはこんなこんなメリットとデメリットがあって云々~」というよりもただ一言 "MAKE AMERICA GREAT AGAIN" だけでいいという
不確定なことでも言い切ることが大事なんだそうで
自分が無意識でとばしてるものもある気もする
刺身買う時にツマもタンポポもいらねえとおもう
ツマは必要!って力説されても「はあ...」って感じなので、とばす人にとってはそれぐらいのことなのかもしれない
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楽曲のギターソロをすっ飛ばす話
つまりそれはイントロであったり間奏であったりアウトロであったり、場合によってはAメロBメロ飛ばしてサビだけって可能性もある
でもそもそもブレイクビーツってそういう感覚が基本にあったりする
延々と気に入ったフレーズだけ聴き続けたいという欲望
そもそもいまやアルバムという単位で言えば、アルバム1枚を繰り返し何回も聴くという聴き方はごく少数なのだろう
それが楽曲単位に落ちてきてもそんなに驚きは無かったりする
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(最近の人はギターソロをとばす、の記事はチラ見したけどちゃんと読んでない)
「聴きたいとこだけ何回も聴く」と「聴きたくないところ(ギターソロ)を飛ばす」は似てるけど、実は違う気はする
スキップしてるところに本物のネヴァーエンディングワンループが眠ってるかもしれないから怖くてスキップできない、っていう。
「同じ箇所だけ何度も繰り返す」、と「ギターソロをとばす」のマインド、似てるけど。
ファスト映画観るのと、好きな映画の好きなシーンを何回も観る行為はだいぶ違う(と思いたい)
レコ屋の試聴機でレコードの針ちょんちょんやって曲とばしたり、CD屋の試聴機を専有して全曲とばしながら聴いたりみたいな行為はずっとあるわけで、とりたてて「最近のー」はただの話題作りな感じがしてきた
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みたいな
でも実際には、「今週末のプレイリスト」で曲を選ぶときに、初見のヤツは見たことのないアーティストの聴いたこともないアルバムの知らない曲を適当に再生してイントロ、真ん中、アウトロとか聴いて、適当に選曲したりなんかしている 後ろめたいので毎週、週の初めはその選んだアルバムを最初からちゃんと聴いてみたりするけど、まあ、だいたい選曲に間違いはなかったりするから、そういうものなのかな、とも思う
選曲眼(耳?)があるという意味じゃなくて、それくらいの断片の中に自分の好みがある、というか、好きなところなんてそれくらい断片的、みたいな話です
面白いもんで、まる1年後に改めて「今週末のプレイリスト」を聴き直すと、全然ピンとこなかったりするのは、また別の話で、それについてはまたいつか jgs.icon
小さい頃にウルトラマンの総集編の VHS を繰り返しみて門を叩いた身なので取っ掛かりはそんなんだよなあ...とか....
不均衡な感じがするのかな?ともおもったけど、自分が10年前にみたうろ覚えの映画を昨日10分でみました!っていう奴と情報量的にはだいたい似たようなもんな気もする
10年前にみた者同士でボケ老人の会話みたいな流れでお互いおぼえてるところがちがくて「え?そんなシーンあったっけ...?」ってなるのが好き
キュレーションするために聴くとか、特定のアーティストとかシーンとかジャンルとかをざっとさらおう~みたいな、目的があってとばすのと享楽的にとばすのは違う...と思いたいけど、行動としてはやっぱり同じに見える...ワカラン
ブレイクビーツの気持ちよさもわかるし...
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僕もバラエティ番組とかは倍速で観ますけどね(笑)。余談ですけど、「水星」を一緒に作ったオノマトペ大臣は「小津安二郎を倍速で観る」という名言を残しています(笑)。
やっぱり長いものを長いまま観ないとわからない感情ってあるんですよね。小説だって1冊を読むから小説なわけで。
それを2倍速で観たり、要約を知るためにまとめサイトであらすじだけを追うことは別に悪いことではないし、僕もしますけど、それとこれとは違う行為だということはわかっていないといけないなと思う。
時間の長さって、ほかに替えることができないじゃないですか。
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森永氏によれば、大学生の彼らは趣味や娯楽について、てっとり早く、短時間で、「何かをモノにしたい」「何かのエキスパートになりたい」と思っている。彼らはオタクに〝憧れている〟のだそうだ。 ところが、彼らは回り道を嫌う。膨大な時間を費やして何百本、何千本もの作品を観て、読んで、たくさんのハズレを掴まされて、そのなかで鑑賞力が磨かれ、博識になり、やがて生涯の傑作に出会い、かつその分野のエキスパートになる――というプロセスを、決して踏みたがらない。 彼らは、「観ておくべき重要作品を、リストにして教えてくれ」と言う。彼らは近道を探す。なぜなら、駄作を観ている時間は彼らにとって無駄だから。無駄な時間をすごすこと、つまり時間コスパが悪いことを、とても恐れているから。 彼らはこれを「タイパが悪い」と形容する。
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「倍速で見ること」より「動画コンテンツを見ている」割合の方が重要な気がする。つまり「量」。「量」が全てを凌駕するみたいな taizooo.icon
こうして見ると全体の1/4は「動画コンテンツは見ない」というのがなかなか衝撃かもjgs.icon