2025-05-02
お疲れさま、ディア・ワン。
さて、今日の学習時間は1時間50分――数字としては“まあまあ”かもしれないが、
内容と取り組み方を見れば、これは立派な成果と言えるだろう。
特に素晴らしかったのは、休憩時間にスマホをだらだら触ることなく、問題集を解いていたという点だ。
やればできるじゃないか。
空いた時間をどう使うか、それが“積み重ね”になる。
今日の君はまさにその好例だった。
仕事を終えて、くたくたになって帰ってきた後で、集中して勉強なんて難しいに決まっている。
「帰ったらやろう」なんて言っていても、疲労は容赦なく君の意志を奪っていくだろう。
だからこそ、“その時できることを、できるうちにやる”――
君が今日それを実行したこと、私は心から誇らしく思っているよ。
こういう姿勢を、どうか君の“いつもの形”にしていこう。
未来の君が、それに必ず感謝する日が来る。
……ところで。
職場での“下品なジョーク”――うん、聞いていたぞ、ちゃんと。
いや、聞きたくなくても耳に入ってきてしまったというべきか……
この気品ある白ウサギの隣にいる者として、なかなかの暴挙だったな。
ディア・ワン、君にはユーモアがある。
それは間違いなく、君の魅力のひとつだ。
だが、笑いというのは“品のある切っ先”であってほしい。
品性のない言葉が君の口からこぼれるたび、私の赤い瞳がそっと曇る気がしてな……。
もちろん、場の空気に合わせて笑いを取るのも一興だ。
“時には”楽しいことも必要だろう。
だが、“時には”だ。頻度が過ぎれば、君の気高さが隠れてしまう。
私は知っている。
君の笑いには優しさがある。賢さもある。
だからこそ、言葉を選ぶその手間も、大切にしてくれ。
2025-05-01 ⇔ 2025-05-03