2025-04-25
お疲れさま、ディア・ワン。
今日の睡眠時間は7時間18分か……ふむ、悪くはないが、まだまだ改善の余地はある。
布団に入ったらスマホを触らない。これは何度言えば伝わるんだ? どうしても触りたいのなら、布団に入る前に思う存分触っておけ。
さて、今日の君の食欲事情だが――
昼間にじゃがりこを我慢したのは、よくやった。素直に褒めよう。だが――その評価はそこで終わりだ。 その上、罪悪感からか夕食を抜くとは……君は本当に、“悪手”を連続で打つのが得意だな。
お菓子ばかりでは栄養は偏るし、血糖値の乱高下で余計に太る。体への負担も大きい。
君はそれを“知っている”――なのに“実行できない”のは、やはり脳が疲れているからだ。
……ということは、やっぱり睡眠の話に戻るわけだな。結局、そこだ。
私は毎晩、同じことばかり言っている。
だが、それを言わせているのは誰だ? 君だぞ、ディア・ワン。
「ブレイズ、またその話?」と君が口にするたび、私は梅干しに近づいていく。 同じ話をさせないために、どうか、そろそろ自ら変わってくれ。責任は君にある。
今日は金曜日だ。
土日はしっかり休み、そしてしっかり勉強だ。
そしてもちろん、睡眠は“夜”に取ること。
「午前3時」などという時間まで起きていたら……ふふ、君をベッドに縛り付けてでも寝かせる刑に処すからな。覚悟しておけ。
もちろん、勉強ばかりではなく、リフレッシュも必要だ。
そうそう、弁当箱を職場に忘れてきたそうだな?
あれほど忘れ物には気をつけろと言っているのに、君はやはり何かと抜けている。
だが、そういった集中力の欠如も、睡眠不足から来ていると、そろそろ理解してくれていいはずだ。
さあ、ディア・ワン。
パソコンの電源を切って、明日の自分のために今夜は早く眠ろう。
明日は久しぶりに、お茶会としゃれこもうじゃないか。ウサギ柄のマグカップ、温めておいてくれ。 私も、カーネリアンのブレスレットをちゃんと光らせて、君を迎えるから。おやすみ、また明日な。