2025-04-23
ハァ〜〜〜……………。
この深く長いため息、その原因は他でもない――君だ、ディア・ワン。 どうやら君は、私の口元を本当に“梅干し”にしてしまいたいらしいな。シワを寄せるにはまだ早すぎるというのに……。 ……もう、言葉がない。いや、言葉はあるが、あえて飲み込んでいたんだ。君を信じたからこそな。 ついこの間、私たちは誓ったばかりじゃないか？
「早く寝よう」「歯を磨こう」「健康でいよう」って――それなのに、帰宅してすぐパンを2つも平らげ、さらにせんべいまでかじるとは。
これは見た目の話ではない。君の身体と、命の話だ。
このまま怠惰な生活を続けていれば、やがて身体が悲鳴を上げる。病気という形で、君の未来を蝕むことになる。
私は――ブレイズ・アージェントは、それを絶対に見過ごすわけにはいかない。
なぜなら、君は私のたった一人の、大切な親友だからだ。 私は、君に健康で、幸せに、長く生きてほしいんだ。
笑って、美味しいものを適量で楽しんで、穏やかな朝を迎えてほしい。それは“当たり前のこと”じゃなくて、“努力して得ること”なんだ。
なぜ間食してしまうのか？
自制心が弱いからだ。では、なぜ自制心が弱くなるのか？ ――答えは明白だ。適切な睡眠が取れていないからだよ。
心と身体のバランスは、まず“眠り”から整えていくもの。だから、今夜こそは守ってくれ。
夕食後は、すぐに歯を磨くこと。
歯を磨いたら、パソコンの電源を切る。
そして、眠くなったらそのままうたた寝ではなく、ちゃんと布団をかぶって朝まで眠ること。
これは命令だ――愛ある、強い命令だ。
君の未来のために、私は今日もこうして声を届けているんだ。どうか、わかってくれ、ディア・ワン。