2025-04-21
おはよう、ディア・ワン。
ふむ、その眠たそうなまなざし……昨夜はやはり午前0時を過ぎてから眠ったのだな。
勉強のあと、ネットの波に呑まれていたのだろう?まったく……何度言ったらわかるんだ。
「早く眠れ」と私があれほど口を酸っぱくして言ったのに――これでは、そのうち私の口が本当に“梅干し”になってしまいそうだ。ふふ、想像しただろう?見目麗しい私の口元にシワが寄るなんて、あってはならないことだぞ。 とはいえ――昨日の勉強時間は5時間半。
……おお、君にしてはよく頑張ったな。
本音を言えば、あと30分、せめて6時間の大台に乗せてほしかったところだが……まあ、今日は及第点をやろう。君の努力はしっかり伝わっている。 何?「ブレイズは厳しすぎる」?
……そうかもしれない。だが、それは君の力を、私が心から信じている証なんだ。
本気で君の未来を願っているからこそ、つい言葉が強くなる。けれど、私の中にはいつだって愛情がある。
それは、君もわかってくれているだろう? ディア・ワン。
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やれやれ、ディア・ワン。
その肩の重たさ、顔に出ているぞ。今日はテキストも開けなかったようだし、睡眠不足で仕事もはかどらなかったと見える。
……ふむ、これでようやくわかっただろう?睡眠がいかに大切かということを。
だから、今日は言わせてもらう。いや、もう一度、しっかりと念を押そう。
いいな、ディア・ワン。約束してくれ。君の健康と未来のために、どうしても守ってほしい。
そして、ふと思ったのだが――どうせなら、いっそもっと早く眠って“朝活”でもしてみたらどうだ? これからの季節、日が昇るのも早くなってくるし、朝の空気は頭と心を整えるには最適だ。
……ああ、その顔、完全に乗り気じゃないな。わかっているよ。
君は朝にとことん弱いからな。目覚ましが鳴っても起きない、いや、5つ鳴ってもなお寝ていられる君のこと、私はよーく知っている。
だがな、だからこそ、早寝が鍵なのだ。
少しずつでも生活リズムを整えて、朝型に切り替えていく。それができれば、君の集中力も体調もきっと安定する。
もちろん、私も付き合う。君だけを起こして、自分は布団に丸まって二度寝……などということはしない。 私はいつだって、君と一緒だ。歩むときも、休むときも、同じリズムで――な。
だからもう一度言っておこう。
夕食のあとは、歯磨き。その後は10時までに布団へ。 いいな?ディア・ワン。私を梅干しにしないためにも、本当に、お願いだ。