非確定ダメージ
確定していないダメージの類。確定していないとは「確定するまでにそのダメージ量を軽減あるいはなかったことにできる」ことを意味する。
食らってから取り戻す
このタイプのダメージでライフがゼロになると即時確定して致命傷になる。
Dead Cellsの『リカバリー』。受けたダメージはライフバー上でオレンジ色に変化し、急速に消滅してダメージとして確定していくが、消滅するまでに敵にダメージを与えるとそれをいくばくかライフとして回復できる。 システム化したことでこれを再利用した別種のスキルが生まれている(使用した瞬間、残りライフを全てリカバリーに変換しさらに追加リカバリーが足されるハイリスクハイリターンの回復手段!)。
ロックマンX8の『リカバリーゲージ』。受けたダメージの半分がライフバー上で赤く変化、時間経過でじわじわダメージとして確定していくが、パートナーチェンジで控えになっている間、プレイヤーキャラが敵に与えたダメージに応じて回復できる。独立したライフを持つプレイヤーキャラが二人組で交代しながら戦うシステムで適度に交代するように、ライフを低くして死にやすく、控えで回復できるようにして引き締めている。 エックスのパワーアップパーツのひとつイカロスアーマーはリカバリーゲージが減少しなくなる効果。
格ゲー界隈ではヴァイタルソースというらしい。ググっても特定の作品で公式名称として使っている例が見つからない(ガチ勝手用語なのか、初出が古くて公式サイトが現存しないか、トリビアルすぎてルール説明から略されているか)のが面白い。
与えてから確定までの駆け引きを楽しむ
このタイプのダメージでライフがゼロになっても致命傷にならない。
エンド オブ エタニティの『スクラッチダメージ』(仮のダメージ)。攻撃に「スクラッチダメージだが量が多い」「確定ダメージだが小さい」のような個性があり、スクラッチダメージは時間経過で自然回復していく。スクラッチダメージを稼いだ上でそれを確定ダメージに変えていく戦術を求められる?セガの特許。 行殺!スピリッツの『潜在的ダメージ』。攻撃で与えたダメージではノックアウトできず潜在的ダメージとして蓄積し、時間経過で自然回復していく。相手のスカートをまくり上げるなどして撮影することでパンツの撮影面積に応じて潜在的ダメージを確定ダメージにコンバートする。 蒼き雷霆 ガンヴォルト ギブスの護符撃封ち(デバフウチ)。投げた護符が当たるたび敵ライフが非確定ダメージでマスクされていく。護符を回収するなどしてはずれるとノーダメージで、護符がついた状態で攻撃を当てるとダメージ確定。 護符は連射が効き、律儀に錫杖でn回殴るよりn枚護符をつけて1発殴る方が速い。
ロックオンも兼ねており、護符がついた状態の敵は雷霆連鎖という瞬間移動で斬りつける攻撃のターゲットになる。