絶対主義
一般には、16世紀から18世紀にかけての西ヨーロッパにおいて、
封建国家
から
近代国家
へと移行する過渡期に現れた絶対君主による政治支配の方式や形態
をいう。経済史的にみれば、旧大土地所有者である封建的地主階級と新興の商・工業者からなる近代市民階級との均衡のうえにたつ政治・経済体制である。ところで、
絶対主義といっても、その内容はかならずしも同じではなく、君主権力にはイギリスとフランスにみられるように強弱の差があった
。[田中 浩]
絶対主義 - コトバンク
≒
絶対王政
、
絶対主義国家